土地家屋調査士試験に向けた学習アプリはいくつかリリースされていますが、機能面や使い心地はそれぞれ異なります。

「とにかくたくさんの問題を解きたい」「なるべく安く使いたい」など、自分の希望に合ったアプリを探している方もいるでしょう。

当コラムでは、土地家屋調査士試験対策に使える学習アプリについて詳しく解説します。

無料の勉強サイトも併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

土地家屋調査士のおすすめアプリ5選！過去問対策も！　

土地家屋調査士の試験対策に使えるおすすめのアプリは以下の5選です。

• AGAROOT Learning
• 土地系　資格試験
• 土地家屋調査士 過去問
• 土地家屋調査士択一問題アプリ
• 土地家屋調査士

AGAROOT Learning

「AGAROOT Learning」は、資格試験予備校アガルートアカデミーが公式にリリースしている学習アプリです。

受講中の講座の教材動画やテキストを視聴できるなど基本的には受講生向けのサポートツールですが、無料の資料請求をすることで以下の内容が利用できます。

• テキスト・講義のサンプル版視聴
• 合格体験記
• 過去問の解説動画　など

特に、実際の講義内容のサンプルが視聴できる点は要チェック。

本格的に申し込む前に講義の内容やアプリとしての使い心地を確認し、気に入ったら受講を検討するとよいでしょう。

受講申込後は、本アプリで動画をダウンロードして場所を問わず学習に使うことも可能です。

App Store（iOS）	AGAROOT Learning
Google Play（Android）	AGAROOT Learning

土地系　資格試験

「土地系 資格試験」は、土地家屋調査士をはじめとする「土地系」資格の問題と解説を豊富に収録した学習アプリです。

土地家屋調査士関連では、平成23年試験以降の全問に対応。

長押しでWEB検索が可能・問題文中の図もしっかり掲載しているなど、ボリュームと利便性ともに優れた設計が特徴です。

文字サイズやボタンサイズなどをカスタマイズすることも可能で、使いやすい画面でストレスなく学習に取り組めるでしょう。

同じ土地系資格の測量士や不動産鑑定士といった資格の問題も収録されているため、ダブルライセンスを目指す方の教材としてもおすすめです。

App Store（iOS）

土地系　資格試験

土地家屋調査士 過去問

「土地家屋調査士 過去問」は、平成23年試験以降の全問に対応した過去問学習アプリです。

「問題量に特化したアプリ」をコンセプトにしており、より多くの過去問に触れて知識を定着させることがテーマ。

解説をカットしてアプリの単価を安くするなど、運営側の大胆な方針が特徴のアプリといえます。

過去問を総当たりしながら学習を進めることが想定されているため、シャッフル機能や問題のカテゴライズは未実装。

独特な使い心地は万人向けとはいえませんが、とにかく多くの問題にどんどん挑戦したい方におすすめです。

Google Play（Android）

土地家屋調査士 過去問

土地家屋調査士択一問題アプリ

「土地家屋調査士択一問題アプリ」は、シンプルな操作性が特徴の学習アプリです。

平成17年試験以降の問題に対応しているボリューミーな内容となっており、もちろん最新問題も随時追加。

わかりやすい構成ながらシャッフル機能が実装されており、「同じ問題ばかりにあたる」といったマンネリ化を防いでくれます。

通常版は500円ですが、前述のシャッフル機能や広告非表示、民法◯×問題はアプリ内課金で買い切る形で利用します。

課金しなくてもシンプルな学習アプリとして利用は可能のため、好みに合わせて利用方法を検討してください。

App Store（iOS）

土地家屋調査士択一問題アプリ

土地家屋調査士

「土地家屋調査士」は平成23年試験以降すべての午前・午後試験の問題に挑戦できるアプリです。

全問を利用するためには一度課金する必要はありますが、最新試験問題などは無料アップデートの対象となっています。

いつダウンロードしても新しい問題に触れることができるでしょう。

シャッフル機能や年度横断の問題表示、スクロール位置の記憶など、学習アプリにほしいシステムが一通り揃った高機能ぶりが特徴。

後から振り返りたい問題は一問単位でURLを保存することも可能です。

Google Play（Android）

土地家屋調査士

土地家屋調査士試験の無料のおすすめ勉強サイト

土地家屋調査士試験の受験対策におすすめの、無料の勉強サイトは以下の2サイトです。

なるべく費用をかけたくない・まず無料の教材を試したいといった場合は利用してみてください。

• 法務省公式ホームページ
• 【測量系資格】アガルートの最短ルートTV

法務省公式ホームページ

法務省の公式ホームページでは土地家屋調査士試験の過去問題が公開されており、教材として自由に利用することができます。

現状では、令和2年〜令和7年の試験問題を掲載。

ダウンロードにも対応しています。

無料で利用できる分、古い試験問題を参考にできない・解説がない点がややデメリットといえます。

しかし、最新試験問題に手軽にアクセスできる手段のひとつとして覚えておいて損はないでしょう。

また、以下のコラムでは、午前と午後の過去問・答案用紙の一覧をまとめています。

印刷して模擬試験のように使うことも可能です。本試験を意識した実践的な学習に活用してみましょう。

関連コラム：土地家屋調査士試験の過去問一覧！何年分やるべき？おすすめの過去問題集も紹介

【測量系資格】アガルートの最短ルートTV

「【測量警資格】アガルートの最短ルートTV」は、アガルートアカデミーが運営する測量系資格専門のYouTubeチャンネルです。

土地家屋調査士以外にも、測量士や測量士補関連のトピックも扱っています。

問題の解説や学習のポイント、学習中にありがちな悩みの解決など、受験生に役立つコンテンツをコンスタントに配信。

聞き流し用の長尺動画もアップロードされているため、勉強中の作業用BGMとして利用してもよいでしょう。

アガルートアカデミーを受講した合格者のインタビューも視聴できます。

合格の決め手となった学習方法やメンタル管理法など、受験生の生の声を参考にできる点は資格試験予備校運営のチャンネルならではです。

土地家屋調査士試験はアプリだけで対策できる？

土地家屋調査士試験をアプリだけで対策することはできません。

土地家屋調査士試験には暗記で対応できる択一問題も出題されますが、作図や申請書の作成といった難易度の高い問題もあります。

筆記系の問題をアプリだけで対策することは特に難しいでしょう。

予備校や通信講座を利用して合格を目指す受験生も多いです。

学習アプリは繰り返し問題を解いて効果的に知識を定着させられるツールのため、アウトプットの手段のひとつと位置付けるとよいでしょう。

メインの学習は通信講座などで行い、仕入れた知識をアプリで仕上げるといった学習方法がおすすめです。

通信講座や予備校では計算問題や作図など、問題内容に特化した単科講座も提供されています。

学習経験者であれば、アプリでの対策が難しい分野・苦手な分野だけ講座を利用するといった方法も有効でしょう。

まとめ

当コラムでは、土地家屋調査士試験の対策に使える学習アプリなどについて解説しました。

土地家屋調査士試験対策に使える学習アプリはいくつかリリースされていますが、アプリだけで合格を目指すことは現実的ではありません。

試験には知識を定着させるだけでは解答できない記述系の問題も出題されるため、通信講座や予備校の学習との併用がベストといえるでしょう。