土地家屋調査士の口述試験は「合格率ほぼ100%」といわれることもあり、基本的には「落ちにくい試験」です。

とはいえ、場合によっては不合格になることももちろんあります。

「落ちる人はいるのかな?」「どういう理由で落ちるの?」など、気になっている方もいるでしょう。

当コラムでは、土地家屋調査士の口述試験に落ちる理由や、万が一落ちてしまった場合の対策について詳しく解説します。

受験を検討している方はぜひ参考にしてください。

土地家屋調査士・測量士補試験合格を
目指している方へ

  • 自分に合う教材を見つけたい
  • 無料で試験勉強をはじめてみたい
  • 土地家屋調査士・測量士補試験に合格している人の共通点や特徴を知りたい

アガルートの土地家屋調査士・測量士補試験講座を
無料体験してみませんか?

約10.5時間分の土地家屋調査士&約2時間分の測量士補の講義が20日間見放題!

実際に勉強できる!土地家屋調査士・測量士補試験対策のフルカラーテキスト

合格者の勉強法が満載の合格体験記!

オンライン演習サービスTOKERUKUNを体験!

土地家屋調査士試験のテクニック動画で、必勝勉強法がわかる!

2024年度土地家屋調査士試験記述式の模範解答・解説講義がもらえる!

『合格総合講義 民法テキスト』をまるごと1冊プレゼント(※なくなり次第終了)

割引クーポンやsale情報が届く!

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

土地家屋調査士試験の口述試験に落ちた理由は? 

土地家屋調査士試験の口述試験は「合格率ほぼ100%」と言われることもありますが、以下の理由がある場合は落ちる可能性もあります。

  • 欠席や遅刻
  • マナーが悪い
  • 黙り込んでしまう

欠席や遅刻

口述試験に欠席や遅刻をした場合は、当然試験を受けられずに不合格になります。

急に体調が悪くなるといったトラブルを避けるためにも、受験準備の一環として体調管理はしっかり行いましょう。

口述試験の試験会場は、東京、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台、札幌、高松の全国8会場のみです。

住んでいる地域によっては遠方から会場に出向くことになる可能性も。

ギリギリのスケジュールで移動を計画すると、公共交通機関の級や遅延や思わぬトラブルに見舞われて遅刻になる可能性が高まります。

当日はある程度余裕をもって会場入りできるよう備え、遅刻のリスクを可能な限り回避しましょう。

自宅からの行き先やルート確認はもちろん、会場付近の下調べなどの対策が有効です。

可能であれば、前日から受験地に前乗りしてもよいでしょう。

マナーが悪い

受験マナーが悪い人は、口述試験に落ちてしまう可能性があります。

口述試験は知識だけでなく、土地家屋調査士としての品位も問われる試験です。

少なくとも社会人として最低限のマナーが備わっていないと、土地家屋調査士の称号にふさわしくないと判断される可能性があるでしょう。

わかりやすい部分では、言葉遣いや受験時の態度などがポイントとなります。

敬語がない・うつむいてボソボソ話すなど、一般的に面接試験に不適な特徴がある場合は意識して改善を目指しましょう。

公式な服装の指定はありませんが、やはりきちんとしたスーツで受験する方が無難でしょう。

土地家屋調査士はフィールドワークメインの業種ではありますが、業務内では依頼人との打ち合わせなども頻発します。

「調査士として依頼人としっかりコミュニケーションを取れる人」であることを試験官にアピールできれば、合格は難しくありません。

黙り込んでしまう

試験官の質問に対して何度も黙り込んでしまうと、合格が遠のきます。

土地家屋調査士の口述試験は、筆記試験に合格していれば回答できるレベルの試験です。

対人・対面試験ならではの緊張感はあるでしょうが、知識を復習しておくなどして「答えられない」状況に陥らないよう対策しておきましょう。

口述試験では「依頼人と向き合った時にどのように対応する可能性があるか」といった調査士としての姿勢がひとつの判断基準となります。

すぐに答えが浮かばない質問をされた場合も焦って無言になるのではなく、実際の依頼人とどうやり取りするかを想定しながら以下のように時間を稼ぐとよいでしょう。

  • 「少し考える時間をください」
  • 「ご質問の内容は◯◯という意味でしょうか?」

質問に答えられなかったからといって不合格というわけではなく、むしろ「わからなくて何も言わずに黙り込む」姿勢の方が問題です。

わからない場合は素直に伝える・時間をもらうなど、対策を考えておくとよいでしょう。

一旦考える時間を取ることで気持ちが落ち着き、よい回答が思い浮かぶ可能性もあります。

土地家屋調査士試験の口述試験の合格率は?落ちる人はいる?

土地家屋調査士における口述試験の合格率は、ほぼ100%といわれます。

口述試験のみの合格率は正式に公表はされていませんが、事前準備や対策をしっかりしていれば、よほどの理由がない限り落ちる人のいない試験といえるでしょう。

土地家屋調査士は専門家としての責任感や依頼人とのコミュニケーションによって、正確な仕事が必要とされる職業です。

口述試験では調査士として働くうえで必要な知識・コミュニケーション能力が問われます。

調査士として依頼人と対面した時に適切なやり取りができる人材であることを効果的にアピールするとよいでしょう。

土地家屋調査士試験の口述試験に落ちてしまったら?3つの対策方法

万が一土地家屋調査士試験の口述試験に落ちてしまった場合も、翌年の試験では筆記試験の免除を申請して口述試験からリベンジが可能です。

2回目のチャレンジで確実に合格するためにしておきたい対策としては、以下の3つが挙げられます。

  • 口頭で答えられるようにしておく
  • 情報収集をする
  • 予備校の口述試験対策を活用する

口頭で答えられるようにしておく

土地家屋調査士の業務に必要な知識は、口頭で答えられるように備えておきましょう。

豊富な知識を筆記で回答することはできても、「口で答える」ことは苦手という人もいます。

試験官が求める回答ができるよう、要点を絞って簡潔に答えられるようにしておきましょう。

口述試験は試験官に対してリアルタイムで回答する必要があることなどから、非常に緊張感の高い試験形式です。

知識自体は備えていても「咄嗟に答えられなかったらどうしよう」といった不安感によって、かえってうまく答えられない可能性もあります。

知識を復習しておくだけでなく、「頭に浮かんだことを言葉に出して答える」といった口述試験ならではの対策が重要になるでしょう。

情報収集をする

口述試験に向けて、経験者からの情報を積極的に収集してもよいでしょう。

各種SNSやブログなどには、実際に口述試験を受験した人の体験談が投稿されていることも。

場合によっては、実際の試験に出題された質問内容が拾えることもあるでしょう。

投稿内容とまったく同じではなくとも類似の質問が出題される可能性もあるため、情報収集の価値は高いです。

試験内容以外にも、口述試験の雰囲気などが掴める可能性もあるでしょう。

予備校の口述試験対策を活用する

独学での試験対策に不安があるようであれば、予備校の口述試験対策を活用がおすすめです。

土地家屋調査士試験のための対策講座を提供している予備校や通信講座では、口述試験に特化した対策講座が提供されている場合も。

口述試験は対人で実施されるため、「他者から見た自分」を把握することが非常に重要です。

予備校や通信講座の口述試験対策では講師からのフィードバックを受け取れます。

自分自身ではわかりにくい癖や改善ポイントなどが事前に見つかる可能性もあるため、口述試験対策講座だけでも受講を検討してみるとよいでしょう。

まとめ

当コラムでは、土地家屋調査士の口述試験について以下の内容で解説しました。

  • 土地家屋調査士の口述試験は、遅刻・欠席や受験マナーの悪さ、答えに窮した場合に黙り込んでしまうなどの理由で不合格になる可能性がある。
  • 土地家屋調査士の口述試験の合格率は公表されていないが、ほぼ100%。よほどのことがなければ落ちることのない試験といえる。
  • 土地家屋調査士の口述試験に落ちてしまっても、翌年の試験では筆記試験が免除され、口述試験からリベンジできる。
  • 土地家屋調査士の口述試験は、知識を口頭で答えられるよう準備する・情報収集を行うといった対策が有効。予備校や通信講座の利用もおすすめ。

土地家屋調査士の口述試験は合格率がほぼ100%といわれ、事前にしっかり対策を行えば決して合格しにくい試験ではありません。

社会人としての基本的なマナーや口頭での回答力を習得し、調査士にふさわしい人材と評価されれば突破できるはずです。

口述試験は「第三者の視点から見た自分」を意識することが重要なため、独学での対策に自信がもてなければ予備校や通信講座を検討してもよいでしょう。

口述試験に特化した対策講座が提供されている場合もあります。

土地家屋調査士・測量士補試験の合格を
目指している方へ

  • 土地家屋調査士・測量士補試験に合格できるか不安
  • 勉強をどう進めて良いかわからない
  • 勉強時間も費用も抑えたい

アガルートの土地家屋調査士・測量士補試験講座を
無料体験してみませんか?

約10.5時間分の土地家屋調査士&約2時間分の測量士補の講義が20日間見放題!

実際に勉強できる!土地家屋調査士・測量士補試験対策のフルカラーテキスト

合格者の勉強法が満載の合格体験記!

オンライン演習サービスTOKERUKUNを体験!

土地家屋調査士試験のテクニック動画で、必勝勉強法がわかる!

2024年度土地家屋調査士試験記述式の模範解答・解説講義がもらえる!

『合格総合講義 民法テキスト』をまるごと1冊プレゼント(※なくなり次第終了)

割引クーポンやsale情報が届く!

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

▼アガルートアカデミーの土地家屋調査士・測量士補試験講座はこちら▼

4年連続1位合格者輩出!
令和6年土地家屋調査士講座の
アガルート受講生の合格率63.64%!全国平均の約6倍!

追加購入不要!これだけで合格できる
カリキュラム

充実のサポート体制だから安心

合格特典付き!


▶土地家屋調査士・測量士補試験講座を見る