土地家屋調査士試験の口述試験とは?合格率や対策方法も解説!

「土地家屋調査士試験の筆記試験は突破したけれど、口述試験って一体どんな内容なの?」
「口述試験に苦手意識があるため、対策方法が知りたい」
など、口述試験に疑問や悩みのある方も多いのではないでしょうか。
本コラムでは、土地家屋調査士試験の口述試験の概要や合格率、試験日程などを詳しく解説します。
また、口述試験の会場や持ち物、試験内容についても紹介。
加えて、口述試験に向けての効果的な対策方法も解説します。
土地家屋調査士試験の口述試験への不安を解消していただければ幸いです。
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土地家屋調査士試験の口述試験とは?
土地家屋調査士試験は、筆記試験と口述試験の2段階で実施されます。
まず、筆記試験に合格しなければ、口述試験を受けることはできません。
口述試験は、土地家屋調査士としての能力や品位を確認する試験です。
試験官との対話方式で行われ、質問に的確に答える冷静さが求められます。
土地家屋調査士試験の口述試験の合格率
土地家屋調査士試験の口述試験の合格率はほぼ100%です。
「筆記試験に合格できる知識があれば回答できるレベル」の問題が出題されます。
口述試験で問われることは、土地家屋調査士としての基本的な知識や対応力であり、特別な難問が出題されるわけではありません。
欠席や遅刻、あるいは質問にまったく答えられないなど、よほどの理由がない限り、不合格になることはない試験です。
口述試験は、受験者を落とそうとしているわけではなく、土地家屋調査士として働くうえでの実務能力や品位が備わっているかを見ています。
土地家屋調査士として相応しい人材であると判断されれば合格できる試験です。
問われた内容に対して落ち着いて回答し、誠実で常識的な態度を示すことで、問題なく突破できるでしょう。
土地家屋調査士試験の口述試験の日程
土地家屋調査士の口述試験の日程は次のとおりです。
- 試験日:例年1月中旬
- 試験時間:15分程の面接方式
- 合格発表:例年2月中旬
土地家屋調査士試験の口述試験は、例年1月中旬に実施されます。
筆記試験に合格した受験者には、後日、口述試験の受験票が郵送で届きます。
口述試験は面接形式で行われ、所要時間は一人あたりおおよそ15分です。
合格発表は例年2月中旬に行われます。
発表方法は以下の2とおりです。
- 法務省のホームページに掲載
- 筆記試験を受験した法務局または地方法務局(筆記試験の免除者は口述試験を受験した会場)に掲示
その後、受験番号と氏名が官報へ公告されます。
令和7年度(2025年)試験の日程は以下のとおりです。
- 筆記試験:令和7年10月19日(日)
- 口述試験:令和8年1月22日(木)
- 最終合格発表:令和8年2月13日(金)
試験に関する最新情報は、法務省の公式ホームページをご確認ください。
土地家屋調査士試験の口述試験の会場や持ち物は?
ここでは、口述試験の会場や持ち物・服装について解説します。
筆記試験との会場数の違いや持ち物の注意点、望ましい服装など、口述試験の事前準備に必要となる情報をまとめました。
口述試験の試験会場
土地家屋調査士試験の口述試験は、例年全国8会場で実施されます。
- 筆記試験:東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松
- 口述試験:東京、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台、札幌、高松
筆記試験は9会場での実施となりますが、口述試験は那覇を除く8会場での実施。
那覇で筆記試験を受けた受験者は、福岡で口述試験を受けます。
筆記試験と受験会場が異なる場合もあるため、宿泊や移動の計画は余裕をもって立てましょう。
受験票が届いたら、会場へのアクセスや所要時間を早めに確認しておくと安心です。
口述試験の持ち物や服装
公式に指定されている持ち物は以下のとおりです。
- 口述試験受験票
- 黒インクの万年筆またはボールペン
鉛筆やシャープペンシルではなく、黒インクの筆記具が必要とされているため注意が必要です。
また、服装については公式からの指定はありませんが、マナーとしてスーツで行きましょう。
多くの受験者はスーツで口述試験に臨んでいます。
口述試験は、面接官から見た印象も考慮されるため、スーツ着用が無難です。
「就職活動と同等の服装」を目安にすれば問題ないでしょう。
土地家屋調査士としての資質や品位を測る口述試験は、社会人としての常識や誠実さも見られています。
確実に合格するために、持ち物と服装は万全に整えて試験に臨みましょう。
土地家屋調査士試験の口述試験の内容は?
土地家屋調査士試験の口述試験の時間は約15分、問題数は15問程です。
試験は面接方式で行われます。
試験内容は、不動産登記法や土地家屋調査士法といった、調査士の業務に直接関係する法令が中心です。
筆記試験で学んだ知識を口頭で確認されるイメージで、難問が出題されるわけではありません。
受験者の法律知識の理解度や、業務を遂行するうえでの冷静さ・判断力などが見られます。
質問に対し、落ち着いて正確に答えることができれば、問題なく合格できる内容といえるでしょう。
実際に口述試験を受けた人の情報として、X(旧Twitter)では以下のような投稿がありました。
口述試験は土地家屋調査士としての基礎知識を問う内容であり、常識的な態度で臨めば合格できるものです。
リラックスして実力を出せるよう、事前準備をしっかりして臨みましょう。
土地家屋調査士試験の口述試験の対策
ここでは、口述試験に向けた効果的な対策方法を3つ紹介します。
筆記試験の知識を復習する
直前になって慌てるのではなく、余裕をもって、口述試験の試験日前までに、「筆記試験で覚えた知識」を忘れていないか復習しましょう。
筆記試験から口述試験までは、約3か月の期間があります。
この期間に何も対策をしていなかった場合、せっかく頭に入れた知識が薄れてしまうことも。
特に、口述試験で問われる範囲は限られているため、その部分を重点的に復習し、説明できるようにしておきましょう。
具体的には「不動産登記法」や「土地家屋調査士法」が高確率で出題されています。
全体を闇雲に復習するのではなく、「口述試験でよく聞かれるポイント」を重点的に復習しましょう。
最終的に「自分の言葉で法令や手続きの趣旨を説明できるようになる」ことが理想です。
ただ、暗記するのではなく、「口に出して説明できるか」を念頭に置いて学習すると、本番でもスムーズに回答できるでしょう。
口述試験の対策講座や教材を利用する
口述試験対策に特化した単科講座や口述試験の過去問教材を利用することもひとつの手段です。
過去の質問項目を知ることができたり、プロのアドバイスを受けたりすることで十分な対策ができます。
特に、言い回しや態度、言葉選びといった「印象面」に不安がある方にとっては、第三者からのアドバイスを受けられることは大きなメリットです。
こうした講座や教材を活用することで、はじめて面接形式の試験に挑む方も、自信をもって試験に臨めるでしょう。
試験当日をイメージして練習する
もっている知識を自分の言葉でわかりやすく、正確に伝える力が求められます。
口述試験では、単に知識をもっているだけでは不十分です。
「答えは知っているけれど、言葉に詰まってしまう」レベルでは、本番でスムーズに答えられません。
実際に声に出して、練習しましょう。
模擬質問に対して、自分で答えてみたり、家族や友人に面接官役をお願いして答えてみたりすることで、言い回しに慣れ、表現力を養うことができます。
また、黙り続けてしまったり、焦って適当な答えをしてしまったりしないよう、わからなかった時の回答を考えておくことも大切です。
「わかりません」「もう一度お願いします」といった、受け答えの練習もしておきます。
慌てず、冷静に対応できるよう訓練しましょう。
アガルートアカデミーの公式YouTubeでは口述試験の再現動画を公開しています。
試験の雰囲気や質問の流れを体感することができるため、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
以上、土地家屋調査士試験の口述試験の概要や合格率、試験の詳細や対策について解説しました。
このコラムの要点は以下のとおりです。
- 土地家屋調査士試験の口述試験は筆記試験に合格しないと受験できない
- 土地家屋調査士としての実務対応力や品位を確認する面接形式の試験
- 口述試験は例年1月中旬に行われ、試験時間は約15分程度
- 服装に規定はないが、スーツが望ましい
- 試験では不動産登記法や土地家屋調査士法の基本が問われる
- 口述試験の対策として、試験範囲を重点的に復習し、自分の言葉で説明できるよう練習するのが有効
- 対策講座や教材を利用することで、質問傾向の把握や面接態度の客観視ができる
面接形式の試験に苦手意識をもつ方もいるかもしれませんが、筆記試験に合格できる知識があれば問題なく突破できる試験です。
試験日程や会場、持ち物の確認に加えて、口述試験の頻出分野の復習と声を出す実践練習を早めに行いましょう。
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