土地家屋調査士試験におすすめの三角定規は?試験道具の選び方から滑り止め対策まで徹底解説

土地家屋調査士試験は、一般的なマークシート方式の試験とは異なり、図面作成や申請書記入といった記述式の問題が出題されます。
そのため、合格を目指すには、筆記用具をはじめとする多岐にわたる携行用具の準備が不可欠です。
使用する道具選びは、試験の合否を左右する可能性も秘めているため、慎重な検討が求められます。
本コラムでは、土地家屋調査士試験において特に重要となる三角定規の選び方から、その他の必須アイテムまで徹底的に解説します。
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土地家屋調査士試験におすすめの三角定規
土地家屋調査士試験の記述式問題における作図には、専用の三角定規が必須です。
市販品よりも価格は高めですが、試験の特性に合わせて工夫が施された専用品を選ぶことで、作図時間の短縮と正確性の向上が期待できます。
大手予備校では、土地家屋調査士試験に適したオリジナル三角定規を提供しており、それぞれ独自の工夫が施されています。
ここでは、多くの受験生に選ばれている大手予備校3社のオリジナル三角定規を紹介します。
東京法経学院「縮尺定規 すいすい君、すらすらチャン」
東京法経学院の「縮尺定規 すいすい君、すらすらチャン」は、土地家屋調査士試験用の三角定規として非常に人気が高く、多くのおすすめリストで上位に挙げられます。
直角二等辺三角形の定規が2枚セットになったもので、価格は3,960円(税込)。
東京法経学院の三角定規は、多数の合格者の生の声を取り入れて開発されており、試験に対応しやすい使いやすさに定評があります。
独自の工夫により、本試験での素早い作図を可能にし、作図時間を大幅に短縮できる点が大きなメリットです。
作図時には、定規のずれを防ぐための滑り止め対策が必須となり、両面テープや透明なビニールテープを貼る工夫が推奨されています。
LEC「スベらない!合格三角定規」
LECが提供するオリジナル三角定規は、「スベらない!合格三角定規」というその名の通り、裏面に滑り止め加工が施されている点が特徴です。
受験生が自身で滑り止めの工夫をする手間を省き、購入後すぐに使用できる利便性を提供します。価格は4,400円(税込)です。
一般的な三角定規では、滑り止め加工を自ら施す必要がありますが、LECの定規は最初から加工済みであるため、作図の安定性を求める受験生にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。
アガルート「オリジナル三角定規 SUGOOOI」

アガルートアカデミーもオリジナル三角定規「SUGOOOI」を販売しています。
「新・定規の使い方講座」の受講生限定販売です。
「新・定規の使い方講座」では、定規の基本的な使い方から、法定図面(地積測量図・土地所在図・各階平面図・建物図面・地役権図面)の書き方までを習得できます。
「SUGOOOI」には、速く正確な作図を可能にするための様々な施されています。
- 横目盛がはじまで使える
Y軸の作図領域が定規の端まで広がり、用紙を広く使えるため、作図の自由度が高まります。左右利き手問わず使用できます。 - 縮尺表示が見やすい
1/250は赤、1/500は青で色分けされ、10mごとの菱形マーク(♦)が配置されており、視認性に優れています。余計な表示がないため、図面確認がしやすいのも特徴です。 - 綴り込み線に合わせやすい
目盛補助線が定規の端まで伸びているため、図面の綴じ込み線に定規を合わせる際の配置が容易になります。 - 補助目盛が見やすい
5mごとの補助目盛が延長され、より素早く正確に数値を読み取り、線を引けるようになりました。 - X軸の定規を離しても置ける
地積測量図や各階平面図作成時にX軸の定規を固定する際、用紙端から少し離して配置できるようになり、作図の自由度がさらに向上しています。
収納ケースも付属しており、市販の全円分度器も一緒に収納できる設計です。
三角定規の選び方ポイントとチェック項目
合格に直結する作図の正確性とスピードを確保するためには、三角定規の選び方にもいくつかのポイントがあります。
試験で使う縮尺(1/250, 1/500)が入っているか
土地家屋調査士試験では、1/250と1/500の縮尺が主に使用されます。
そのため、選ぶ三角定規には必ずこれらの縮尺が刻まれていることを確認してください。
建築士用の三角スケールは1/500の縮尺が含まれていないことが多く、土地家屋調査士試験では使用できないため、購入時には注意が必要です。
作図しやすい15cmの長さが最適
三角定規の長さは、15cmのものが作図に最適とされています。
この長さは、試験の作図領域においてバランスが良く、扱いやすいため、多くの受験生に選ばれています。
滑り止めの有無と対策
滑り止めの加工には、透明なビニールテープを使用するのがおすすめです。
作図時に定規が滑ってしまうと、正確な線が引けず、大きな時間ロスやミスにつながります。
市販品の中にはLECの定規のように、あらかじめ滑り止め加工が施されているものもありますが、そうでない場合は自身で加工を施しましょう。
滑り止めがあることで、定規が紙の上で安定し、集中して作図に取り組むことができます。
加工後は、定期的にテープの状態を確認し、摩耗したり剥がれてきたりした場合は、貼り替えることで常に最適な滑り止め効果を維持できるでしょう。
三角定規以外におすすめの土地家屋調査士試験道具
土地家屋調査士試験では、図面作成や申請書記入といった作業が多いため、三角定規以外にもさまざまな携行用具が必要です。
ボールペンのおすすめと選び方
記述式問題の解答はボールペンで行うため、ボールペン選びは合否を左右するほど重要です。
試験で使えるおすすめボールペン
多くの受験生が実際に使用し、その性能が認められているボールペンは以下の通りです。
- ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル BLN73-A 0.3mm
速乾性に優れ、非常に滑らかな書き心地が特徴のゲルインキボールペンです。 - 三菱鉛筆 ジェットストリーム 0.38mm
ジェットストリームは多くの受験者に愛用されている定番品です。ゲルインキながら滑らかな書き味で、かすれにくく、作図と文字記述の両方に適しています。 - パイロット ジュースアップ 0.3
ゲルインキを使用しており、非常に滑らかな書き心地です。定規を使ってもかすれにくく、文字記述にも適しています。 - トンボ モノグラフ 0.38 (油性)
油性インキで滲みが少なく、定規で線を引いた際や下書きの上に線を引いた際にかすれにくい特徴があります。
ボールペンは替え芯も販売されているため、インクがなくなれば中身だけを交換でき、費用対効果も高いです。
作図量の多い試験のため、インクの減りは早いため、替え芯をストックしておくことが推奨されます。
個人の筆圧や好みに合わせて、最適な一本を見つけましょう。
滲まない速乾性インクが必須
ボールペンを選ぶ上で最も重視すべきは、速乾性があり、インクが滲みにくいことです。
作図中に定規を動かした際にインクが滲んでしまうと、解答用紙が汚れてしまい、修正液の使用は認められていないため、致命的なミスにつながる可能性があります。
油性インクは水性やゲルインクに比べて滲みにくい傾向にありますが、ペン先でインクの塊(ダマ)ができてしまうことがあるため、液の出具合が安定しているものを選ぶことが肝心です。
ペン先は極細0.3mm〜0.4mm
記述式の図面を記載する際は、ペン先が0.5mm以下とされているため、試験では極力細いペンを選ぶのが望ましいです。
そのため、0.3mmから0.4mm程度の極細ボールペンが推奨されます。
線の太さが厳密に指定されているわけではありませんが、細い線の方が図面を正確かつきれいに表現しやすくなります。
シャープペンのおすすめ
おすすめのシャープペンは以下の通りです。
- ぺんてる グラフギア500 0.3mm
作図の下書きに適しており、ペン先が直線で重心が低く、非常に使いやすいです。 - ステッドラー 製図用シャープペンシル 925 35
人気ブランドの製図用シャープペンで、多くの受験生が使用しています。 - トンボ鉛筆 シャープペン MONO モノグラフゼロ 0.3
ボールペンでも人気のあるモノグラフシリーズのシャープペンシルで、こちらも高い評価を得ています。
筆圧が強いとすぐに折れてしまうことがあります。
芯を出すたびに時間が浪費されるため、筆圧が強くても芯が折れにくい構造のシャープペンがおすすめです。
下書きは力を入れずに薄く引くのがポイントで、薄い線でもかすれにくい芯を選ぶと良いでしょう。
芯の硬さの好みは個人差があるため、いくつか試して自分に合うものを見つけてください。
三角スケールのおすすめ
三角スケールは、作図した図面の辺長を確認するために使用する重要な道具です。
三角スケールには6種類の縮尺が刻まれており、試験で主に使う1/250と1/500の縮尺が含まれていることが必須。
建築士用の三角スケールには1/500が入っていない場合があるため、土地家屋調査士試験には不向きです。
長さは15cmのものが推奨されます。
シンワ測定の三角スケール 土地家屋調査士用 15cmは、適度な重みがあり使いやすいと評価されています。
実務でも頻繁に使用する道具であるため、購入しても無駄にはならないでしょう。
摩耗しやすい消耗品のため、積極的に買い替えることも勧められています。
コンパスと分度器のおすすめ
使用頻度は高くないものの、特定の作図問題で必要となるのがコンパスと分度器です。
0.5mmのシャープペンシルの芯をセットして使用できるコンパスが便利です。
精度の良いコンパスを推奨する声もありますが、安価なものでも十分に機能する場合があります。
ソニック コンパス 0.5mm芯用は、使いやすさの点で推奨されています。
分度器は、半円タイプではなく全円タイプが推奨されています。
直径は12cmのものが作図に適しています。0度と180度の位置に印をつけておくなど、使いやすいように工夫することも有効です。
ウチダ 全円分度器 12cmは、この分野で有名な製品です。
試験本番で道具を最大限に活かす方法
試験本番で道具の性能を最大限に引き出し、合格に近づくためには、日頃からの準備と工夫が大切です。
まず、使い慣れた道具を持ち込むことが最も重要になります。
試験直前に新しい道具を導入するのではなく、早期に自分に合った道具を見つけ、徹底的に使い込むことで、本番での迷いやロスをなくすことができるでしょう。
土地家屋調査士試験は1分1秒を争う時間との戦いであり、道具の扱いに習熟することは、解答時間の効率化に直結します。
作図では、シャーペンでの下書きからボールペンでの清書まで、一連の流れをスムーズに行う練習を繰り返しましょう。
作図用具の加工方法も、実際に手を動かして試すことで、自分にとって最適な方法を見つけられます。
また、本番を想定したシミュレーションを通じて、使用する全ての道具の配置や持ち替えの動作を体に覚え込ませることも大切です。
無駄な動きをなくし、集中力を維持したまま試験に取り組めるでしょう。
道具はあくまで補助的な存在ですが、その選び方と使い方を極めることが、合格への確かな一歩となります。
まとめ
土地家屋調査士試験の特性上、一般的な資格試験よりも多くの種類の道具が必要とされます。
本コラムの内容をまとめると、以下の通りです。
- 三角定規は専用品が望ましく、主要予備校のオリジナル品が人気
- 選定時は1/250・1/500縮尺対応、長さ15cm、滑り止め有無を確認
- 滑り止め加工はビニールテープが有効
- ボールペンは速乾性・滲みにくさ・0.3~0.4mm極細がおすすめ
- シャープペンは芯は折れにくく薄く描ける硬さを選択
- 三角スケールは1/250・1/500対応、15cm推奨
- コンパスは0.5mm芯対応型、分度器は全円12cmタイプが便利
- 本番は使い慣れた道具で臨み、配置や動作を事前にシミュレーションすることが重要
試験道具は、単なる文房具ではなく、試験の効率と正確性を大きく左右する重要なパートナーです。
自分に合った道具を選び、土地家屋調査士試験の合格を確実なものにしましょう。
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