パラリーガル認定資格とは
- 更新日:2025.07.08
パラリーガルは、法律事務の補助を主たる職務とする法律事務所の職員です。
この記事ではパラリーガルに求められる知識やスキルを習得できる「パラリーガル認定資格」についてご紹介します。
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パラリーガル認定資格とは
パラリーガル認定資格は、パラリーガルに求められる知識やスキルを身に付けることができる民間資格です。
日本リーガルアシスタント協会が実施しています。
そもそもパラリーガルとは
そもそもパラリーガルとは、一般に法律事務所に勤務して弁護士の法律事務の補助を主たる職務とする事務職員を指します。
法律事務所によっては、法律事務職員やリーガルアシスタントといった言い方をする場合もあります。
パラリーガルには、事務所の業務内容や弁護士が受任した事件内容に応じた補助業務に必要な知識やスキルが求められます。
同じく事務所で働く「秘書事務員」とパラリーガルの違いは法律事務の補助を主たる職務とするか否かです。
秘書事務員は、弁護士のスケジュール管理や弁護士に指示された資料のコピーや準備、電話や来客対応を主たる職務とします。
法律事務の補助は基本的に行いません。
パラリーガル認定資格試験について
パラリーガル認定試験について、
- 資格の種類
- 受験資格
- 試験内容
- 受験料
- 合格率
などをまとめて解説します。
資格の種類
パラリーガル認定試験には、
- 初級
- 中級
- 上級
の3種類があります。
初級
初級のエレメンタリー・パラリーガル(Elementary Paralegal)は、基本的な法律用語と裁判手続きの流れを学び、日常業務における基本的な取り扱い書類を処理できるレベルです。
中級
中級のインターメディエイト・パラリーガル(Intermediate Paralegal)は一般民事事件に関する基本的な事務手続きを習得し、新人事務職員に教育・指導できるレベルです。
上級
上級のアドバンスド・パラリーガル(Advanced Paralegal)は破産管財・交通事故・個人再生、各事件の事務手続きをすべて一人でできるレベルです。
受験資格
各種類の受験資格は以下の通りです。
初級
下記いずれかに該当すること
- エレメンタリー・パラリーガル認定資格講座を修了している
- 1年以上法律事務所での実務経験がある
中級
下記いずれかに該当すること
- エレメンタリー・パラリーガル資格を有し、インターメディエイト・パラリーガル認定資格講座を修了している
- 1年以上法律事務所での実務経験があり、インターメディエイト・パラリーガル認定資格講座を修了している
上級
インターメディエイト・パラリーガル資格を有し、アドバンスド・パラリーガル認定資格講座を修了していること
試験会場と試験日
2021年に実施されるパラリーガル認定資格の試験会場と試験日程です。
東京会場(ちよだプラッットフォームスクウェア)
- 3月20日(土)
- 5月15日(土)
- 7月17日(土)
- 11月23日(祝)
- 12月26日(日)
大阪会場(JEC日本研修センター江坂)
- 2月7日(日)
- 4月25日(日)
- 7月31日(日)
- 10月31日(日)
試験方法
試験は筆記式(択一式問題と記述式問題)で行われます。
合格基準
合格基準は、初級と中級・上級で異なります。
- 初級:正答率70%以上
- 中級・上級:正答率65%以上
で合格です。
受験料
各級8,800円
合格率
パラリーガル認定試験の合格率は、
- 初級:約90%
- 中級:約85%
- 上級:約75%
となっています。
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この記事の監修者
弁護士・法務・コンプライアンス・特許・知財など、リーガル領域を中心とした管理部門の方のキャリア支援を行う。東証一部上場企業での人材紹介事業部の立ち上げ等も経験。中途採用・転職に関する深い知見を有し、選考企業ごとの個別面接対策も行い、多くの求職者の転職支援実績を有する。
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