不動産鑑定士の転職活動方法や、平均年収・求人例を解説
- 更新日:2025.05.28
不動産鑑定士として転職を考えている方に向けて、
- 不動産鑑定士の転職先
- 不動産鑑定士の平均年収
- おすすめの転職活動方法
等を解説していきます。
不動産鑑定士におすすめの転職エージェントや、エージェント活用のメリットについても紹介していますので、ぜひご覧ください。
INDEX
不動産鑑定士の転職先
不動産鑑定士は、専門的な知識と資格を活かして、幅広い分野で活躍できる職業です。
不動産鑑定事務所をはじめ、金融機関や一般企業、官公庁などさまざまな機関がその専門性を必要としています。ここでは、不動産鑑定士の主な転職先を紹介します。
不動産鑑定事務所
不動産鑑定士の代表的な就業先である不動産鑑定事務所では、不動産の鑑定評価を中心に多様な業務を行っています。
評価対象は宅地、建物、商業施設、開発用地など多岐にわたり、依頼主は個人、法人、地方自治体、裁判所など幅広いのが特徴です。
また、単なる価格評価にとどまらず、より高度な専門性が求められる案件に携わることもあります。経験を積んで独立開業を目指すこともでき、自律的なキャリアを描きやすいフィールドと言えるでしょう。
不動産業界
不動産業界においても、不動産鑑定士の専門性は高く評価されています。
例えば不動産デベロッパーでは、開発前の土地の評価や、取得価格の妥当性を見極める際に鑑定士の判断が求められます。
また、商業施設やマンションの再開発案件では、地域特性や市場動向、将来の資産価値など多面的な視点からの評価が必要とされ、鑑定士の分析力が活かされます。売買交渉や投資判断の場面でも、専門的な視点を持った人材として企業内で重宝される傾向があります。
金融業界
銀行や信託銀行などの金融機関では、不動産担保融資を行う際に、資産の適正価値を判断する必要があるため、不動産鑑定士の専門知識が求められています。
特に、大型案件や企業向け融資では、担保価値の正確な把握が融資リスク管理の鍵を握るため、鑑定士の評価が重要な役割を果たします。
さらに、信託財産としての不動産の管理や処分に関する業務においても、法的な制約や税務上の観点を含めた的確な判断が求められる場面で、鑑定士の活躍が期待されます。
コンサルティング業界
不動産に関連する戦略的アドバイスを提供する投資顧問会社やコンサルティングファームでは、不動産鑑定士が重要な役割を担います。
不動産の取得・売却をはじめ、資産の有効活用や組織再編に伴う不動産戦略の策定など、経営視点からの分析が求められる場面で活躍します。
不動産鑑定士の平均年収
続いて、不動産鑑定士の平均年収について解説します。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2019年)によると、不動産鑑定士の平均年収は754万5,900円です。内訳は以下の通りです。
きまって支給する 現金給与額(①) |
年間賞与その他 特別給与額(②) |
平均年収 (①×12ヵ月+②) |
---|---|---|
49万300円 | 166万2,300円 | 754万5,900円 |
平均年収は、「きまって支給する現金給与額×12ヵ月+年間賞与その他特別給与額」で算出しています。
なお、本調査の不動産鑑定士に関するデータはサンプル数が少ない為、あくまで参考値としてご確認ください。
不動産鑑定士の年収に関しては、この後に紹介する不動産鑑定士の求人例も参考にご覧ください。
不動産鑑定士の求人例
ここでは、不動産鑑定士に関する求人の一例をご紹介します。
求人は流動的なため、ここでは実際の求人情報をもとに構成したサンプル求人をご紹介します。求人の傾向を把握する目的でご覧ください。
詳しい不動産鑑定士の求人情報を知りたい方は、不動産鑑定士の転職支援に強みを持つ転職エージェント「アガルートキャリア」までお気軽にご相談ください。
金融系企業の不動産鑑定士の求人
年収 | 500万円~1,200万円 |
仕事内容 | 当社グループが投資・融資を検討する不動産について、社内評価業務を担当していただきます。具体的な業務内容は以下の通りです。
|
応募条件 | 不動産鑑定士資格保有者 |
勤務時間 | ・終業時間:9:00~17:00 ・休憩時間:60分 ・時間外労働有無:有 ・平均残業時間:25 h/月 |
休日 | 完全週休2日制(土日)、祝日 |
不動産鑑定士におすすめの転職活動方法
不動産鑑定士の転職活動では、転職エージェントを活用する事を強くおすすめします。
特におすすめしたいのが、「総合型エージェント」と「専門特化型エージェント」を併用する方法です。
総合型のエージェントは、業界や職種を問わず幅広い求人を取り扱っており、多様な選択肢の中から自身に合った求人を見つけやすいというメリットがあります。まだ希望が明確でない段階でも利用しやすく、柔軟な視点で転職先を検討できる点が特長です。
一方、専門特化型のエージェントは、不動産業界や士業など特定の分野に特化しており、その領域に精通したコンサルタントが個別に対応してくれます。業界の採用事情や求められるスキルに詳しいため、より具体的で実践的なアドバイスを受けられることが期待できます。
なお、専門特化型エージェントは求人件数では総合型に劣ることもありますが、一般には出回らない非公開求人や、条件面で魅力的な案件を保有しているケースも多くあります。
こうした異なる特徴を持つエージェントを併用することで、求人の選択肢が広がるだけでなく、異なる角度からの支援を受けられるため、納得のいく転職につながる可能性が高まります。
不動産鑑定士が転職エージェントを活用するメリット
先述した通り、不動産鑑定士として転職を検討する際、転職エージェントの活用は多角的なサポートを得られる有力な手段の一つです。
以下では、エージェントを利用することで得られる具体的な利点をご紹介します。
不動産鑑定士の転職に関する情報が得られる
不動産鑑定士に関連する求人市場は、一般の求人媒体では十分にカバーしきれない側面があります。求人数が限られているうえ、業界に関する転職情報も多くは流通していないため、個人で収集できる情報には限界があるのが実情です。
こうした中、転職エージェントを利用することで、より広範かつ詳細な業界情報に触れることができます。たとえば、企業の採用背景や求める人物像、選考時に重視されるポイントなど、求人票からは読み取れない実務的な情報についても、エージェントを通じて事前に把握できることがあります。
また、不動産鑑定士の職務内容やキャリアパスに精通したアドバイザーが担当する場合には、自身の経歴に基づいた今後のキャリア設計についての的確な助言を受けることができます。
非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントのサービスでは、求人サイトなどには掲載されていない「非公開求人」を紹介してもらえるケースがあります。
非公開求人とは、企業や事務所が求人情報を自社の採用ページや求人サイトに掲載せず、特定のエージェントに限定して募集を行う求人のことを指します。
このような形式が採られる理由としては、応募の集中を避けたい場合や、重要ポジションを慎重に採用したいといった事情が挙げられます。また、新規プロジェクトの立ち上げや管理職の採用など、社内機密に関わる案件では情報管理の観点から非公開とされることもあります。
不動産鑑定士のように専門性が高く求人数が限られる職種では、非公開求人として募集がなされる事も多く、公開求人だけを見ていては出会えない好条件の募集が含まれていることも少なくありません。
こうした非公開求人は、転職エージェントを利用しなければ基本的に知ることができないため、転職の選択肢を広げる上で非常に有効な手段となります。希望条件に合致した求人に出会える可能性が高まることから、特に不動産鑑定士などの専門職においては積極的な活用が推奨されます。
転職活動を効率的に進められる
転職活動では、情報収集から応募書類の作成、面接のスケジューリング、さらには条件交渉まで、多くの工程があります。在職中の場合、限られた時間の中で全てを対応するのは容易ではありません。
転職エージェントを利用すれば、希望やスキルにマッチした求人を選定・紹介してもらえます。加えて、企業とのやりとりや面接日程の調整なども代行してもらえるため、効率的に活動を進めることができます。
複数の選考を同時並行で進める際はエージェントがスケジュールを管理してくれるため、混乱を防ぎながらスムーズに選考を受けることができる点も大きな魅力です。
条件交渉をしてもらえる
転職活動において、年収などの待遇面は非常に重要な検討要素ですが、直接企業と交渉することに不安を感じる方も多いでしょう。伝え方やタイミングによっては、選考へ影響がでるケースもあります。
転職エージェントを介することで、希望条件を客観的かつ柔軟に企業へ伝えてもらうことが可能です。市場動向や職務内容を踏まえた適正な条件での交渉を行ってくれるため、自分では言いにくい内容も安心して任せることができます。
待遇面の調整に不安を感じる方でも、信頼できるエージェントのサポートがあれば、希望に沿った条件での転職を目指しやすくなります。
不動産鑑定士の転職ならアガルートキャリア
弊社は、不動産鑑定士の転職支援に強みを持つ転職エージェント「アガルートキャリア」を運営しています。
弊社は、不動産鑑定士試験の合格者を多数輩出するオンライン資格予備校アガルートアカデミーのグループ会社です。独自のネットワークを活かし、不動産鑑定士の非公開求人や、希少な求人を保有しています。
アガルートキャリアには不動産鑑定士のキャリアや志向性を理解できるコンサルタントが在籍しており、個々の状況に応じたきめ細やかなサポートを行っています。
転職をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事の監修者
アガルートキャリアは、弁護士・法務・管理部門専門の転職エージェントです。弁護士や法務などのリーガル領域、ファイナンス、マーケティング、事業開発、人事など専門性の高い経営人材のキャリア支援を行っています。
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