土地家屋調査士試験の基準点・合格点とは?近年の推移や発表日についても解説!

土地家屋調査士を目指す方で「どれくらい取れば合格できるのか」「基準点と合格点の違いはなに?」などと、基準点や合格点に疑問・不安をおもちの方は多いのではないでしょうか。
本コラムでは、土地家屋調査士試験の基準点・合格点の意味を整理し、近年の推移について解説します。
また、基準点の発表時期や合格点・基準点に届かないと感じた時の対処法についても紹介。学習計画や習熟度の目安として参考にしてください。
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土地家屋調査士試験の基準点・合格点とは?
土地家屋調査士試験は「基準点」と「合格点」が設けられている試験です。
基準点と合格点をどちらも満たしてないと合格になりません。
また、土地家屋調査士試験は相対評価です。
合格点が「〇点」と決まっておらず、受験者の成績に応じて毎年変動します。
ここでは、基準点と合格点について詳しく解説しましょう。
土地家屋調査士試験の基準点
土地家屋調査士試験では、択一式と記述式の両方に基準点が設定されています。
択一式の基準点を超えていない場合、記述式は採点されません。
まず択一式の基準点は、受験者の中から約2,000人を選抜するように設定されています。
これは、次の記述式の採点が手作業のため、物理的な採点可能人数に制限があるためです。
そのため、択一式の基準点に届かなければ、記述式の答案自体が採点されません。
一方、記述式の基準点は、択一式の試験を突破した受験者のうち、約700人を選抜するように設定されます。
そこからさらに合格者となる約400人を選抜。
つまり、択一式基準点・記述式基準点を超えたうえで、不合格となる人が約300人いるということです。
なお、基準点を突破しても翌年の試験での優遇措置は特にありません。
土地家屋調査士試験の合格点
土地家屋調査士試験の合格点は相対評価で決まります。
つまり、合格点はあらかじめ決められた合格者数に調整できるよう決定されるため、合格点は毎年変わります。
なお、必ずしも合格者と合格点は比例しているわけではなく、受験者の成績によって変動するため、絶対的な基準点がありません。
以下は、令和元年~令和6年までの合格者数と合格点の推移を表したグラフです。
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例えば、令和4年は合格者数424人/合格点79.5点でしたが、令和6年は合格者505人/合格点78点でした。
このように、その年の受験者のレベルや試験の難易度によって合格点が変動します。
土地家屋調査士試験は、「一定の点数を目指せばよい」のではなく「ほかの受験者より上位に入ること」が重要です。
土地家屋調査士試験の合格点・基準点の推移
次に、近年の土地家屋調査士試験の合格点・基準点の推移を見ていきましょう。
以下は、令和元年~令和6年までの択一式基準点・記述式基準点・合格点(午後の部のみ)を表にまとめたものです。
年度 | 択一式基準点 | 記述式基準点 | 合格点 |
---|---|---|---|
令和6年度 | 37.5 | 31.5 | 78 |
令和5年度 | 35 | 29 | 72 |
令和4年度 | 37.5 | 34 | 79.5 |
令和3年度 | 32 | 30.5 | 73.5 |
令和2年度 | 32.5 | 30 | 71 |
令和元年度 | 32.5 | 33 | 76.5 |
続いて、令和元年~令和6年までの択一式基準点・記述式基準点・合格点の推移をグラフで確認しましょう。

近年の土地家屋調査士試験では、基準点・合格点ともに上昇傾向が見られます。
また、基準点はおおよそ6〜7割、合格点はおおむね7〜8割で推移。
つまり、択一式・記述式ともに最低限6〜7割の得点が求められ、合格に必要な得点は合計で7〜8割であるといえます。
択一式基準点は、令和3年度の32点が最も低く、令和4年度のおよび令和6年度の37.5点が最も高い数値です。
記述式基準点は、令和5年度の29点が最低で、令和4年度の34点が最高となっています。
合格点においては、令和2年度の71点が最も低く、令和4年度の79.5点が最も高い結果となりました。
この6年間で、択一式・記述式ともに最も基準点が高かった年は令和4年度だったことが読み取れます。
このように、年度ごとに基準点・合格点のばらつきがあるため、過去の傾向を参考にしながらも、高得点を安定して取れる実力を身につけましょう。
土地家屋調査士試験の基準点はいつ発表される?
令和7年度(2025年)試験の択一式の基準点は、2025年11月21日(金)午後4時に法務省ホームページで公表されます。
記述式の基準点と合格点は、2026年1月7日(水)午後4時に公表されます。
例年、択一式の基準点は筆記試験の約1か月後、記述式の基準点と合格点は筆記試験の合格発表と同じタイミングで約3か月後に公表。どちらも法務省ホームページに掲載されます。
ただし、資格予備校などでは各社解答速報や合格点予想などを行っているため、発表より前に自己採点することも可能です。
土地家屋調査士試験の合格点・基準点に届かないと思ったら
土地家屋調査士試験は、基準点を超えていても、合格点を超えなければ不合格です。
合格点は基準点に上乗せされているため、基準点より高い得点をとる必要があります。
解答速報による自己採点で基準点に届いていないと思ったら、すぐに来年の試験にむけての準備を始めましょう。
まずは、自分の回答の分析や勉強の計画の見直しなどを行い、次に合格するための具体的な対策を立てます。
講座を受講していた方は、再受講割引などの制度がある場合もあるため、確認しておきましょう。
もし、独学で不合格だった場合は講座の利用を検討すべきです。
土地家屋調査士試験は専門性が高く、難関資格であるため独学では限界があります。
次で必ず合格したいなら、プロの指導で効率よく学習しましょう。
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さらに、4年連続1位合格者を輩出しており、実績のある資格予備校です。
相対評価の試験で得点差をつけるための知識とスピードを専任講師が徹底的に指導してくれる点や、手厚いフォロー制度が特徴です。
まとめ
以上、土地家屋調査士試験の基準点・合格点の近年の傾向を解説しました。
本コラムの要点は以下のとおりです。
- 基準点と合格点の両方を満たさないと合格できない
- 基準点・合格点は相対評価で決まり、毎年変動する
- 択一式と記述式の両方に基準点が設定される
- 択一式の基準点を満たせない場合、記述式は採点されない
- 基準点はおおよそ6〜7割、合格点はおおむね7〜8割で推移
- 基準点の発表は択一式:約1か月後、記述式の基準点・合格点:約3か月後
- 独学で不合格だった場合は講座の活用を検討する
土地家屋調査士試験は専門的な知識が求められる難関国家資格です。
効率的に最短合格を目指すなら、実績のある講座の活用を検討しましょう。
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