コンサルの残業の多さと、働き方改革の実態

「コンサルタントに興味があるけど、忙しいイメージがあり、働き方に不安がある」「残業時間の実態はどのくらいなのか」と気になっている方は多いでしょう。

この記事ではコンサルタントの残業に関して、残業が多い理由や働き方改革の影響などを踏まえて考察しています。

コンサルタントは残業が多いのか

コンサルタントといえば残業が多いというイメージをお持ちの方も多いでしょう。

実際のところ、残業時間はどのくらいなのでしょうか。

残業量はプロジェクト次第で変化する

コンサルタントの残業時間は、担当プロジェクトの内容や時期などによって異なります。

クライアントの求める質の高さや、業務難易度(専門性が必要かどうかなど)によって残業量は変化するため、一概に残業時間を計算することはできません。

コンサルタントとして働く方の一部の声としては、多忙な月の残業時間が80~100時間程度となることがあるようです。

一方で、柔軟な働き方を認めるファームも増えてきており、メリハリを持った働き方ができているコンサルタントも多いです。

リーダーやメンバーの能力によっても残業時間は変わる

コンサルタントの残業量は、リーダーの指導力やスケジュール管理能力によっても変わります

管理力がある上司についたことで、残業時間が減ったというケースもあるようです。

リーダーだけでなく、同僚、先輩など一緒にプロジェクトを進めるメンバーの能力も影響します。

協力して仕事ができれば残業時間の短縮も可能となるようです。

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コンサルの働き方改革の実情

コンサル業界に限らず、日本では働き方が度々問題視されています。

コンサルタントの働き方改革は、どのように進んでいるのでしょうか。

コンサル業界全体の残業時間は短縮傾向

コンサル業界全体の傾向として、残業時間の削減に力を入れている企業が増えています。

具体的には、

  • 「入社1、2年目の若手は遅くても22時までに帰らせる」
  • 「ノー残業デーを設ける」
  • 「余裕を持ったスケジュールでプロジェクトを組む」

といった動きが進んでいるようです。

とはいえ、必ずしも残業が少なくなっているとはいえず、「職場によって変わる」というのが現状です。

働き方の多様性が増えている

最近では、テレワークやフレックス制の導入などにより、多様な働き方が認められ始めています

リモートワークによる出社時間等の削減や、会議室利用の禁止、上司への連絡に門限を決めるなどの施策をとるファームも増えてきました。

こういった取り組みや働き方が問題視された背景などから、徐々にではありますが、働き方改革が進んできていると言えるでしょう。

▶未経験からコンサルに転職するには

コンサルファームによる残業の傾向

コンサルファームの種類によっても、残業の傾向が異なります。

ここでは最近需要が上がっている、戦略系とIT系のコンサルファームを取り上げて解説します。

戦略系コンサルティングファームの場合

戦略系コンサルティングファームは、少数精鋭のチームで業務を行うことが多いです。

そのため、残業が多くなる傾向にあります。

月の平均残業時間はおおよそ40〜80時間ほどで、総合系コンサルティングファームと比較すると長い傾向にあります。

ITコンサルティングファームの場合

ITコンサルティングファームの場合、比較的残業時間は短い傾向にあるようです。

分業制の業務が多い(若手社員が資料作成を行い、上司がシステム機能の相談、設計するなど)ことが理由として挙げられます。

役職によっても残業量は変わる

コンサルティングファームの残業時間は、役職によっても変わります。

当然ともいえますが、役職により業務量が変わるためです。

一般的には立場が上になるほど忙しい傾向にあり、マネージャーなどの管理職は特に残業が多くなります。

▶「コンサルは激務」は本当か

コンサルの残業が多い理由

コンサル業界に残業が多いのにはどのような理由があるのでしょうか。ここでは、3つの理由を紹介します。

資料作成に時間がかかる

クライアントに提出する資料作成には時間がかかります

正確な内容を記載するための情報収集、みやすいデザインの考案、上司からの修正対応など多くの作業が発生します。

クライアントとのミーティングにも時間が必要

クライアントとのミーティングは信頼関係を築くために必須です。

必要に応じて複数回クライアントを訪問するケースもあるため、時間を要します。

近年ではオンラインミーティングが可能となったため、必要な時間は減っていますが、少なからずミーティングの時間が必要となるため、残業時間が増えやすい1つの理由となっているようです。

案件ごとに必要な知識をインプットしなければならない

コンサルタントは、毎回自分の得意な案件を担当できるわけではありません。

アサインされたプロジェクトに対して、その業界やクライアントに必要な知識を、都度インプットしていく必要があります。

新しい知識の学習時間が業務とは別途で必要になるケースもあるため、残業時間が伸びやすいのです。

▶コンサルタントの転職先

コンサルの繁忙期、残業が増えるタイミング

コンサルタントは基本的に忙しく残業が多めになりがちと説明してきましたが、特に残業時間が増えるタイミングがあります。

ここではいわゆる、「コンサルの繁忙期」を紹介します。

プロジェクトの開始時

プロジェクト開始時は残業が多くなる傾向です。

新しいプロジェクトを開始する場合、競合の情報収集やクライアントへのヒアリングなど、すべきことがたくさんあります。

インプットに時間をかけることでその後の業務がしやすくなるため、プロジェクト開始時にかける時間はどうしても多くなってしまいます。

中間報告を行う前後

中間報告を行う前後では、資料の準備などに時間がかかります。

クライアントのニーズを汲み取り、そもそものニーズからずれていないか、資料がわかりやすい内容になっているかなど、綿密な確認が必要です。

クライアントの中には非常に厳しいアウトプットを要求されるケースもあります。

最終報告を行う時期

最終報告は、質の高いアウトプットが求められます。

上司やマネージャーからのチェックが一段と厳しくなり、社内でも多くの時間が必要となります。

▶コンサルタントが転職で失敗しない方法

コンサルの残業事情を事前に把握する方法

ここからは、コンサルタントに興味があるけど、働き方が不安と言う方に向けた内容です。

もし可能なら、コンサルタントとして働く前にそのファームの残業時間を把握しておきたいところでしょう。

そこで事前に残業時間を把握する3つの方法を紹介します。

コンサル業界に勤めている友人や先輩に聞く

実際にファームで働いている知人から事情を聞けるのであれば、リアルな残業時間を知れるでしょう。

公式のOB訪問では得られない情報や、業界全体の残業時間の流れを知れるケースもあり、コンサル業界に勤めている知人がいる人はぜひ話を聞いてみましょう。

見込み残業代が給与に含まれているか確認

見込み残業代をチェックすることで、どの程度の残業時間があるのかを想定できます。

たとえば、固定残業代5万円の場合には、40時間程度なのではないかと予想ができます。

見込み残業時間を超過した時間分について、残業代が支払われるのかなども確認しておくことが大切です。

面接時に逆質問で残業について尋ねる

コンサル会社の面接時に逆質問を行うことも1つの方法です。

とはいえ、面接の逆質問で残業時間を聞くと、悪い印象を与えてしまうケースもあるでしょう。

直接聞きにくい質問は転職エージェントを経由して聞くことで、悪い印象を与えるリスクを最小限に抑えられます。

コンサルへの転職活動ではエージェントの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

▶コンサルの面接前に必ず準備しておくべきこと

この記事の監修者

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