司法試験を受験するに当たっては、具体的な日程や出願・申し込み方法は事前にしっかりと押さえておかなければなりません。

これらについて、本コラムで詳しく解説していきます。

令和7年(2025年)司法試験の日程は下記のとおりです。

事項スケジュール
試験公告令和6年12月13日(金)
願書交付令和7年3月10日(月)~4月3日(木)
願書提出令和7年3月21日(金)~4月3日(木)
論文式試験実施日7月16日(水)、17日(木)、19日(土)
論文式試験合格発表11月12日(水)
短答式試験実施日7月20日(日)
短答式試験合格発表8月7日(木)
最終合格発表11月12日(水)
令和7年司法試験の実施日程等について

下記から詳しく解説していきます。

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令和7年(2025年)の司法試験の日程・試験科目・時間と配点

令和7年(2025年)司法試験の日程は、7月16日(水)、17日(木)、19日(土)、7月20日(日)の全4日間です。

そのうち、論文式試験が7月16日、17日、19日の3日間、短答式試験が20日のみとなっています。なお、7月18日(金)はいわゆる「中日(なかび)」で、試験はありません。

論文式試験は、選択科目1科目、公法系2科目、民事系3科目、刑事系2科目の合計8科目からなります。

選択科目は、倒産法・租税法・経済法・知的財産法・労働法・環境法・国際関係法(公法系)・国際関係法(私法系)から1科目、公法系2科目は憲法・行政法、民事系3科目は民法・商法・民事訴訟法、刑事系2科目は刑法・刑事訴訟法です。

それぞれの試験時間は、選択科目は3時間、その他の7科目は2時間で、配点はすべて100点満点の、合計800点満点です。

論文式試験

論文式試験実施日程試験科目時間/配点
令和7年7月16日(水)選択科目
憲法(公法系)
行政法(公法系)
3時間/100点
2時間/100点
2時間/100点
令和7年7月17日(木)民法(民事系)
商法(民事系)
民事訴訟法(民事系)
2時間/100点
2時間/100点
2時間/100点
令和7年7月19日(土)刑法(刑事系)
刑事訴訟法(刑事系)
2時間/100点
2時間/100点
令和7年司法試験の実施日程等について

論文式試験は、選択科目が3時間、その他の7科目が各2時間と、かなり長い試験時間となっています。また、試験初日(7月16日)と2日目(17日)は、一日に3科目も試験があるため、7時間や6時間という長丁場のスケジュールになっています。

そのため、事前に模試を受けるなどして、長い試験時間に慣れておくことが重要です。

また、配点は全科目共通して100点満点であるため、すべての科目をバランスよく学習する必要があります。

なお、論文式試験には足切りがあります。

足切りラインは、各科目の配点の25%。

民事系が75点、公法系・刑事系が50点、選択科目が25点です。

論文式試験の足切りはかなり低く設定されているので、あまり心配する必要はありませんが、最も足切りの可能性があるのは選択科目なので、選択科目も手を抜かずに学習しましょう。

当日の持ち物

試験当日の持ち物として受験票に記載されているのは、受験票、受験番号シール(バーコード)、筆記具です。これに加えて、時計も必須でしょう。

この他に持っていくと役立つものとしては、蛍光ペンや座布団、常備薬や栄養補給用のお菓子、蓋つきの飲料などがあります。

合格発表日

論文式試験の合格発表日は、最終合格発表日と同じく、令和6年11月6日(水)です。

短答式試験

短答式試験実施日程試験科目時間/配点
令和7年7月20日(日)憲法・民法・刑法50分/50点・75分/75点・50分/50点
令和7年司法試験の実施日程等について

短答式試験は、憲法・民法・刑法の3科目からなります。民法のみ75分の試験時間で、75点満点となっており、憲法と刑法に比べて比重が重くなっています。

また、短答式試験にも足切りがあります。

足切りラインは、各科目の配点の4割で、民法が30点、憲法・刑法が20点となります。

こちらも低めに設定されているものの、日頃の学習から足切りがあるということは念のため意識しておきましょう。

当日の持ち物

試験当日の持ち物は論文式試験と同様ですが、短答式試験はマーク式の試験なので、マークのしやすい鉛筆(B又はHBのみで、シャーペンは不可)や、細かく消せる消しゴム、鉛筆削りなどを持っていくとよいでしょう。

合格発表日

短答式試験の合格発表日は、令和7年8月7日(木)です。

司法試験の出願・申し込み方法

ここからは司法試験の出願・申し込み方法について解説します。

令和7年司法試験の出願期間:令和7年3月21日(金)~令和7年4月3日(木)(令和7年4月3日(木)までの消印有効)

出願方法:必要書類(受験願書と添付書類(該当者のみ))を郵便局窓口で書留郵送

出願期間

令和7年司法試験の出願期間は、令和7年3月21日(金)~令和7年4月3日(木)で、令和7年4月3日(木)までの消印有効となっています。

これに遅れると出願書類を受理してもらえないため、出願期間が開始したらなるべく早めに書類を提出しましょう。

申し込み方法

出願は、必要書類を司法試験委員会交付の出願用封筒を用いて、郵便局の窓口で「書留」扱いとして郵送します。

書留での郵送である点を忘れないようにしましょう。なお、法務省へ受験願書を直接持参することは認められていません。

出願の際に提出すべき書類には、①令和7年司法試験受験願書と、②添付書類(該当者のみ)があります。

受験願書には証明写真や28,000円分の収入印紙を貼り付ける欄があるため、願書を提出する前に必要なものを準備しておきましょう。

上記の内容は、法務省ホームページにおいて、「受験案内」として、閲覧できます。

※参考:令和7年司法試験受験案内

司法試験のスケジュールまとめ

以上の1章から3章で、令和7年司法試験の実施日程や試験科目、出願手続きがお分かりいただけたと思います。

司法試験は試験科目が多く、またどの科目もそれなりの分量があるため、受験日にあわせて計画的に学習を進めていく必要があります。

そのため、まずは司法試験の日程と試験科目についてしっかりと把握しましょう。それから、試験に向けた学習スケジュールを立てて勉強をしていきましょう。

また、司法試験を受験するために必死に勉強をしても、出願まで確実に終えなければその努力が水の泡になってしまいます。

出願期間は、試験の3・4か月ほど前から始まり、また2週間程度で終了してしまいます。

そのため、かなり早めの段階から出願の準備はしておくべきでしょう。手続面まで抜かりなく進めていき、司法試験の合格を目指しましょう。

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