インハウスの実態
アクセンチュア法務の最前線で働く弁護士に聞く、インハウスキャリアの魅力
アクセンチュア株式会社
法務本部 営業法務部 シニア・マネージャー/同 労働法務部 シニア・マネージャー
佐藤 弘太郎/小口 明子
アクセンチュア株式会社(以下、アクセンチュア)の法務組織では、約150名のメンバーが、それぞれの専門性を活かして多様な役割を担っています。
今回は、営業法務部でシニア・マネージャーを務める佐藤様と、労働法務部のリードを担う小口様のお二人に、業務内容、組織の特徴、そして実際の働き方についてお話を伺いました。
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営業法務部・労働法務部それぞれの専門領域とは

アクセンチュア株式会社 法務本部 営業法務部 シニア・マネジャー 佐藤 弘太郎様
まずは簡単な自己紹介をお願いします。
佐藤 アクセンチュアの営業法務部でシニア・マネージャーをしている佐藤です。入社前は日系企業の法務部と法律事務所で働いており、テクノロジー案件やクロスボーダーのM&Aなどに従事していました。
小口 労働法務部という、人事労務を専門に取り扱うチームのリードをしている小口です。アクセンチュアには2024年に入社しました。キャリアとしては、外資系法律事務所で6年勤務した後、インハウスに移り、消費財メーカー、製薬企業を経て現職に至ります。
佐藤さんが所属される営業法務部は、具体的にどのような業務を担当するのですか。
佐藤 営業法務部では契約の締結まで、プロジェクト・案件を担当します。
プロジェクトが発生しそうになった段階で弊部担当者がアサインされ、その案件をどうやってクローズまで持っていけるかを検討して、最終的に契約書を締結するまでをサポートする部署です。
「営業」という名前がついているのは、ビジネスの早い段階から関与するからでしょうか。
佐藤 仰る通りです。特に定型的な契約というよりも、大型かつ複雑な案件に特化しています。新たな取り組みや案件の話がビジネス側から来たら、その検討段階から参画します。
小口さんの労働法務部はどのような業務を担当されているのでしょうか。
小口 名前の通り、人事労務の専門チームです。アクセンチュアはグローバルで従業員の人事労務マターを非常に重要視しています。
人が財産の会社ですので、従業員がハッピーに過ごせる環境を整えたうえで規律も必要であるという考えから、人事労務に特化したチームを各国に配置しています。
そのため日本だけでなく、例えばアジアでは、フィリピン、オーストラリア、シンガポールなど、グローバルの各拠点で人事労務のみを担当するエキスパートがいます。
入社後に感じたこと――「想像以上」だったビジネスとの一体感と規模感

アクセンチュア株式会社 法務本部 労働法務部 シニア・マネジャー 小口 明子 様
実際に入社してみて、事前のイメージとのギャップはありましたか。
佐藤 入社前はクライアント向けに最新のテクノロジーを扱っていることを認識していたくらいでしたが、実際に中に入ってみると、法務もビジネスと一体となって新たな取り組みや案件を推進・リードしているという部分が想像以上でした。
また、国内外問わず1つのプロジェクトに巻き込む人数の多さなど、規模感の大きさにも驚かされました。
コンサルティングファームというと、激務かつ原則出社というイメージを持たれる方も多いと思います。実際の働き方はいかがでしょうか。
佐藤 全社的には原則出社という方針ですが、法務組織ではチームや個人の申請・社内承認によって柔軟な働き方が認められています。
ハイブリッドで出社とリモートを組み合わせて働いている人も少なくありません。
出社する際もフリーアドレスですので、私は横浜の自宅近くのみなとみらいオフィスと赤坂のオフィスを使い分けたり、リモートを組み合わせたりと柔軟に働けています。
業務の忙しさについてはどうでしょうか。
佐藤 案件一つひとつにスピード感があるので忙しい印象を持たれるかもしれません。
ただ、営業法務部では1つのプロジェクトに複数名で担当する体制をとっているため、誰かが休暇を取っても他のメンバーがバックアップでき、1人で業務を抱え込むことがないようにしています。
また、将来の案件の見込み管理も日々行っており、負荷に偏りが出ないよう前もってアサインを工夫しています。
小口 私は会社から承認を得て都外で働いています。オフィスに来るのは必要な時だけで、月に一度も来ないこともあります。
出社が難しい家庭の事情などがあり、かつ業務でもパフォーマンスを発揮していれば、こうした柔軟な働き方も認められる枠組みがあります。
バックオフィスは、ビジネス側と比較してもこうした柔軟性が許容されやすい面もあるかと思います。
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