M&A仲介業界のインハウスローヤーへ転職し、年収400万円アップした弁護士の転職事例

弁護士の転職事例_M&A仲介業界のインハウスローヤーへ(30代後半)

本記事では、インハウスローヤー(企業内弁護士)の転職において、年収400万円アップという驚異的な成果を達成した事例をご紹介します。

今回取り上げる事例の方は、法律事務所の独立経営を経てIT企業のインハウスへ転身しましたが、企業の成長鈍化や閉塞感を理由に再度の転職を決意されました。特筆すべきは、ご本人が当初「大幅な年収アップ」を最優先事項としておらず、あくまで企業の将来性や成長性を重視していたという点です。

結果としてM&A仲介業界への転職で大幅な昇給を実現しましたが、意外なことに、前職で豊富なM&A実務経験があったわけではありませんでした。

なぜ特定の経験がなくてもこれほどの好条件を勝ち取れたのか。旺盛な知的好奇心を武器にした面接戦略や、成長企業を見極めるキャリアの軸について、担当コンサルタントの森に詳しく聞きました。

事務所→独立→IT業界のインハウスローヤーを経て、M&A仲介業界へ転職

今回は、インハウスからインハウスへの転職で年収が400万円上がった方の事例です。まずは転職の背景や、どのような人物だったのか教えていただけますか。

はい。まず人物像からですが、元々、司法修習を終えられた後、西日本のご出身で、いわゆる「町弁」の事務所に入られて5年ほど修行されました。その後、独立をされた方です。

ご自身で事務所を経営されていたのですね。

そうです。独立後、3年ほど経営に携わっていらっしゃいました。ただ、その方の出身地であり、事務所を展開されていた地域が、そこまで大きな大都市ではなかったこともあり、事務所の経営には相当苦労されていたと聞いています。

特に営業面で苦労され、なかなか数字も安定しなかったという状況から、インハウスローヤーへ転職されました。

最初に入られたインハウスの会社はどのような企業でしたか。

業界としてはIT業界、具体的にはEコマースやEC業界の会社です。

当初は成長企業であり、ネームバリューや期待値も非常に大きな会社でしたが、競合も多かったため、企業としての強みや差別化をうまく図れず、その後の成長が鈍化してしまいました。

成長の鈍化が、再度の転職を考えるきっかけになったのですね。

はい。このまま居続けても仕方がないのではないかという思いと、その会社がエンジニアリングの部分でも特別な強みを持っていたわけではなかったため、企業としての今後の成長性に対して危惧を抱いていたことが、再度の転職に踏み切った背景です。

そこで、どこに移られたのかという点ですが、年収が400万円上がったという結果になった転職先は、M&A仲介業界です。

重視したのは会社の成長性。年収は結果的に大幅アップ

ご相談に来られたタイミングは、ご自身の経営されていた事務所は畳んで、IT・EC業界のインハウスとして勤務されている時だったのですね。

そうです。相談に来られた時は、先ほどお話ししたように、転職前の会社の成長が鈍化しており、ご自身の成長にも繋がらないのではないかという不安感や閉塞感を抱いていらっしゃいました。

すぐにでも転職したいという状況だったのでしょうか。

この方の場合は、既に転職活動を始めていらっしゃいました。活動を進める中で、途中の段階で弊社にもご相談をいただき、そこから案件をご提案し、支援させていただいたという流れです。

そもそもこの方は、ご相談に来た時に「年収を大幅に上げたい」ことが最優先の目的ではなかったのでしょうか。

実際、本人の優先度としては、年収を大幅に上げたいということは特におっしゃっていませんでした。

どちらかというと、これからの未来を作っていきそうなテクノロジーや、新たな技術を持っているような、良い会社はないか、ということで探していらっしゃったんですね。

つまり、高年収であることではなく、その会社の未来や成長性、将来性といったところが、第1優先だったことは間違いありません。

なるほど。結果的に年収が大幅に上がった、ということなのですね。森さんの方では、ご相談を受けて、転職背景や求めるものを踏まえ、その方の希望に沿う、給与面でも魅力的なご提案をされていたということですね。

そうですね。

転職先の選び方

転職先のM&A仲介業界という選択肢も、年収を上げるための選択肢というよりは、その方が求める成長産業や成長企業という軸に合致すると判断されてのご提案だったのですね。

ちなみに、この方はインハウスローヤーとしての経験は何年ぐらいでしたか。

2年強ですね。

そのインハウス経験2年強で、またインハウスを探されるにあたり、最初からかなり幅広く企業を見られていたのでしょうか。

はい、かなり幅広い企業を見ていらっしゃいました。ご本人自身、興味関心の範囲が非常に広い方だったんです。

元々IT業界にいらっしゃいましたが、もちろんITにも興味をお持ちでしたし、一方でバイオサイエンスのような分野にも関心を持たれていました。さらに、エネルギーなど、様々なテーマに対して知的探求心を持たれていた方です。

多くの分野に興味を持たれていたのですね。

そうなんです。ご本人としても「どの会社も面白そうだ」と感じていらっしゃいました。

ご自身で株の投資なども積極的にやっていらっしゃったので、様々な分野、特にベンチャー企業などを日頃からかなりチェックされていました。

そのため、非常に多くの会社の存在、会社名、事業内容、事業優位性といった情報が、日頃からご自身の生活の中にありました。

実際にどこに転職するかについては、本当にかなり悩まれていらっしゃったのは確かです。

幅広い業界に応募する際の、面接対策のポイント

知的探求心が旺盛で、「これも面白そう、あれも面白そう」となる方は、採用する企業側から見ると、「軸が定まっていないのではないか」と思われるリスクも少なからずあるかと思います。面接対策としては、どのような点に注力されましたか。

弊社で面接対策を実施させていただいておりますが、やはり軸がぶれてしまうと、残念ながらお見送りになってしまうことはあります。

そのため、応募する企業に合わせた志望動機を明確に言えるかという点については、しっかりと調整をさせていただきました。

関連してですが、面接の終盤で、「他にはどんなところを受けていますか」と聞かれることがありますよね。その際、全然違う業界や様々な企業を受けていると正直に伝えても問題ないのでしょうか。

はい。その理由が明確であれば、問題はないと考えています。

もし理由なくバラバラの企業を受けているということであれば不安を持たれてしまうこともあるかもしれませんが、「こういう観点(軸)で、こういう企業を受けています」という説明ができれば、問題はありません。

年収400万円アップが実現した理由

M&A仲介業界は高度な専門性が求められるイメージがありますが、この方は前職でM&Aの実務経験が豊富だったのでしょうか。

いえ、そういうことでもないんです。

では、なぜこれほどまでに年収が上がるという結果になったのでしょうか。

その理由は…

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この記事の監修者

リーガル専門コンサルタントとして、弁護士・法務人材を中心に転職支援を行う。中国発大手テクノロジー企業の日本法人にて創業メンバーとして事業開発・推進に従事。スタートアップ〜大手事業会社での事業開発、マネジメント経験を有していることから、様々な角度からの俯瞰したアドバイスを強みとする。

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