大阪四大法律事務所の年収やキャリアを弁護士専門の転職エージェントが解説
- 更新日:2026.01.22
大阪四大法律事務所とは、大江橋法律事務所、北浜法律事務所、御堂筋法律事務所、淀屋橋・山上合同の4事務所を指す呼称で、大阪を拠点に関西で有数の規模を誇る法律事務所です。
本記事では、大阪四大法律事務所の概要や、年収、キャリアパスについて解説します。
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INDEX
大阪四大法律事務所の概要
大阪四大法律事務所は、
- 大江橋法律事務所
- 北浜法律事務所
- 御堂筋法律事務所
- 淀屋橋・山上合同
の4事務所を指す呼称です。
いずれも企業法務を中心に幅広い分野を扱う法律事務所で、M&Aやファイナンス、事業再編など、上場企業や金融機関の法務ニーズに対応しています。
また、一般民事など個人向けの案件にも対応できる体制を整えており、多様な依頼者の法務ニーズに応えています。
以下では、各事務所の概要を解説します。
大江橋法律事務所
大江橋法律事務所は、企業法務から個人向けの民事・刑事事件まで幅広く対応する総合法律事務所です。
2025年10月時点で弁護士171名(うち外国法事務弁護士6名)が所属し、拠点は大阪・東京・名古屋、海外では上海とジャカルタ(提携先)に展開しています。
企業法務では、コーポレート・ガバナンスやM&A、金融取引、知的財産、事業再生などに強みを持ち、訴訟・仲裁など紛争解決や国際取引・グローバル規制対応にも注力しています。
北浜法律事務所
北浜法律事務所は、大阪・東京・福岡の3拠点を展開し、2025年9月1日時点で弁護士115名(うち外国法事務弁護士2名、外国弁護士2名)が所属する法律事務所です。
M&A、金融・証券、倒産・事業再生、知的財産、労務、独占禁止法、IT・デジタル関連など幅広い分野を扱い、案件ごとに最適なチームを編成して迅速に対応しています。
国内外のネットワークを活用したクロスボーダー取引や国際紛争にも実績があり、上場企業、金融機関、ベンチャー企業など多様なクライアントに対し専門性の高いリーガルサービスを提供しています。
御堂筋法律事務所
御堂筋法律事務所は、大阪・東京・広島・名古屋の4拠点を展開し、2025年11月時点で弁護士112名(日本法弁護士111名、外国法事務弁護士1名)が所属する法律事務所です。
訴訟・紛争解決、労働関係法務、倒産・再生、建築・不動産法務、相続・事業承継など幅広い分野に対応しています。
株主総会指導やコンプライアンス体制構築などの予防法務にも注力し、多様なクライアントに専門性の高いリーガルサービスを提供しています。
淀屋橋・山上合同
淀屋橋・山上合同は、大阪・東京の2拠点を展開し、弁護士74名が所属する法律事務所です。
前身の米田実法律事務所と山上法律事務所の合併により2003年に設立され、企業法務を中心に幅広い分野に対応しています。
コーポレート・ガバナンス、M&A、事業再生、ファイナンス、知的財産、独占禁止法などの案件に加え、クロスボーダー取引や国際紛争、デューデリジェンス、契約交渉、各種当局対応などにも対応しています。
大阪四大法律事務所の年収
大阪四大法律事務所は、大阪を拠点に関西で有数の規模を誇る大規模事務所であり、報酬水準も法律事務所の中では比較的高い水準に位置づけられます。
一概には言えませんが、準大手・中堅法律事務所の年収目安としては、1年目でおおよそ1,000万円前後、経験年数を重ね、特定分野で実績を積むことで、5~6年目には1,500万円前後となるケースが見られます。
近年は、新人弁護士の年収を五大法律事務所と近しい水準としている準大手・中堅法律事務所も見られます。
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大阪四大法律事務所に所属する弁護士の出身大学・学歴
出身大学の内訳
以下のグラフは、大阪四大法律事務所に所属する弁護士の出身大学の内訳です。
京都大学が164名(35.7%)と全体の3割強を占めており、東京大学59名(12.8%)、大阪大学38名(8.3%)と続きます。
次いで、慶應義塾大学33名、中央大学28名、早稲田大学25名、神戸大学25名、同志社大学19名、一橋大学13名、立命館大学12名、その他44名となっています。
関西を拠点とする事務所であることからも、京都大学・大阪大学・神戸大学など関西主要校の比率が相対的に高いことが伺えます。
一方で、東京大学や慶應義塾大学、早稲田大学など首都圏の難関校出身者も多数在籍しており、全国規模で人材を集めている傾向が読み取れます。
全体としては特定大学に偏りつつも、一定の分散性も確保された構成といえます。
法科大学院出身者の内訳
以下は、大阪四大法律事務所に所属する弁護士の国内法科大学院出身者の内訳です。
京都大学法科大学院が109名(41.0%)と全体の4割強を占めており、東京大学法科大学院38名(14.3%)、神戸大学法科大学院22名(8.3%)と続きます。
次いで、一橋大学法科大学院20名、慶應義塾大学法科大学院20名、大阪大学法科大学院15名、早稲田大学大学院法務研究科14名、同志社大学法科大学院5名、中央大学法科大学院5名、九州大学法科大学院5名、立命館大学法科大学院4名、その他9名となっています。
※データは各事務所公式HPを元に独自集計(2025年11月時点)
※可能な限り正確な情報となるよう努めておりますが、正確性を保証するものではありません。
※法科大学院出身者は修了者を対象に集計
大阪四大法律事務所の弁護士のキャリア
大阪四大法律事務所は、企業法務から個人法務まで幅広い分野に対応しています。
多様な経験を重ねることで、弁護士は自身の専門性や志向に応じたキャリアを形成していくことができます。
キャリアの選択肢としては、所属事務所でパートナーを目指す道に加え、他事務所への移籍、企業内弁護士への転身、独立開業などが考えられます。
事務所のパートナーを目指す
法律事務所におけるパートナー就任は、弁護士としての専門性と経験が十分に評価された結果として得られる、キャリアの重要な節目のひとつと言えます。
パートナーを目指すには、担当分野で高度な専門性を確立するとともに、クライアントを獲得し継続的な信頼関係を築く能力などが重要です。また、案件遂行能力だけでなく、後進の育成やチーム運営への貢献も大切です。
パートナーに就任すると、事務所経営や対外的な活動に関与する機会が増え、専門性を軸に事務所全体の発展に寄与する立場へとキャリアを広げることができるでしょう。
他事務所への移籍
大阪四大法律事務所で培った幅広い実務経験や専門分野での知見を基盤に、他の大手事務所や特定分野に特化したブティック型事務所に移籍する道も考えられます。
大阪四大法律事務所で培った専門性や案件遂行力、クライアント対応力は、移籍先においても評価される要素となり得ます。
なお、担当業務や報酬体系は事務所によって異なるため、移籍により希望するキャリアを実現するためには、事前の情報収集が大切です。
企業内弁護士(インハウスローヤー)への転職
法律事務所での実務経験を経て、企業内弁護士(インハウスローヤー)へ転身するキャリアも考えられます。
企業内弁護士は、事業の当事者として法的側面からビジネスの推進を主体的にサポートする役割を担うため、こうした志向を持つ弁護士にとって魅力的なキャリアと言えます。
また、専門性を維持しながら、勤務環境や働き方の柔軟性を重視したい場合にも、インハウスローヤーへの転身が選択肢に上がるケースがあります。
独立開業
法律事務所での実務経験を積んだ後、自身の理念や専門性に基づいて事務所を設立する道も考えられます。
大阪四大法律事務所で得た専門知識や案件対応力は、独立後の業務においても大きな武器となり得ます。
独立後は、特定分野に注力する専門型の事務所や、地域に根ざした事務所など、さまざまな運営スタイルが考えられます。
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この記事の監修者
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