ヤメ検・ヤメ判録
裁判官から予備校講師へ。弁護士が語る「自分の可能性を狭めない」キャリア
アガルート法律会計事務所
弁護士/アガルートアカデミー講師
小島 武士
司法修習を終えた後、裁判官・検察官・弁護士のどの道に進むか。修習で目にした現場の空気が、その後のキャリアを大きく左右することは少なくありません。また任官した後も、ライフイベントなどをきっかけに、新たな道を選び直す場面が訪れることがあります。
アガルート法律会計事務所の小島武士弁護士は、67期の司法修習を経て裁判官に任官。岐阜で刑事・民事の事件を担当し、那覇へ異動した後、家庭の事情により4年で退官しました。2019年に同事務所に所属してからは、業務のほぼすべてを司法試験予備校の講師業務に充てています。
本記事では、検察官志望から裁判官を選んだ経緯、裁判官の働き方とやりがい、そして未経験から講師業務に携わるようになった現在の働き方について伺いました。
※本記事は取材当時の役職・組織体制に基づいています。
検察官志望から裁判官へ。修習で見た組織の風土の違い
まずは自己紹介をお願いします。
小島 弁護士の小島武士と申します。67期の司法修習を経て裁判官に任官し、退官後にアガルート法律会計事務所に入所しています。
アガルート法律会計事務所では、主に予備校の講師業務に従事しています。今の本業は9割9分が講師業で、ほかの先生とは少し違った立ち位置にいます。今日は、講師業務にがっつり携わっている人間がどういう仕事の仕方をしているのかをお話しできればと思います。

アガルート法律会計事務所 弁護士/アガルートアカデミー講師 小島 武士様
司法試験に合格された時点で、法曹三者のどこを目指すかは決まっていましたか。
小島 修習に行く当時は、検察官100%で考えていました。検察官がダメだったら警察官になろうというくらい、そちらの方向に一点集中でした。
裁判官は、なれるものではないと思っていました。超優秀な人だけが行くんだろうという考えでしたね。
実際には裁判官に任官されています。どのような心境の変化があったのでしょうか。
小島 修習で実際に見たもの、体験したものが一番大きかったと思います。
検察庁や裁判所に配属されて生の現場を見ると、それぞれの組織の風土や文化がなんとなく見えてきます。そのとき、仕事の良し悪しではありませんが、検察庁の風土は自分に合っていないかもしれないと感じたんです。
どうしようかと悩んでいたときに、次に裁判所に配属されました。そこで教官から「裁判官も考えてみないの?」と声をかけていただいて。そんな声をかけていただけるなんてと思い、「ぜひ前向きに見てみます」ということで、今度は裁判所を見ていったという流れです。
検察庁の風土が合わないかもしれないと感じたのは、具体的にどのような点でしたか。
小島 検察庁は、縦社会の色合いが強いと感じました。それがいい悪いということではないのですが、上下関係がかなり厳しくあるのではないかと。少なくとも私が見たものとしてはそう映りました。
裁判所も組織である以上、縦社会ではあるかもしれません。それでも、左陪席、右陪席、裁判長の間で自由闊達な議論ができている場面をすごく見ていました。一方の検察庁では、決裁をもらいに行く場面を日常的に目撃していたので、その対照的な様子から、私には裁判所の方がいいのかなと映りました。
法律事務所への就職活動はされなかったのですか。
小島 当初は検察官一本で、次は警察官という考えだったので、法律事務所はほとんど受けていませんでした。
ただ、それは異例中の異例だと思います。裁判官や検察官を志望していても、就職活動をするのが普通です。
「どんな事件でもやる」地方の裁判所での日々
裁判官になられて、最初はどちらに勤務されたのですか。
小島 最初は岐阜地方裁判所の刑事部に配属されました。
刑事事件の中でも、3人の裁判官で処理する合議事件を主任として担当しました。一番大きかったのは裁判員裁判です。合議事件の中でも一番のメインは裁判員裁判対象事件なので、その準備や期日、裁判員の方との評議が業務の中心でした。
岐阜には何年いらっしゃったのですか。
小島 3年間です。
修習のときにイメージしていた裁判官の働き方と、実際とのギャップはありましたか。
小島 業務の内容は思い描いていた通りでした。
ただ、どの組織もそうかもしれませんが、一緒に働く人の個性によって仕事の進め方は大きく変わります。特に裁判官の場合は、裁判長がどういう方なのかで、事件の進め方や事件への接し方が大きく変わってきます。
修習で見ていた裁判の姿、裁判体の姿は、本当に一つの例でしかなかったなと。ついた裁判長が変わると、仕事の仕方も大きく変わると実感しました。
岐阜の後は那覇に異動されています。業務の進め方もかなり変わったのでしょうか。
小島 全然違いましたね。
岐阜の裁判所には、裁判官は何人ほどいらっしゃったのですか。
小島 当時、地方裁判所の裁判官は刑事が6人、民事も6人でしたかね。そこに家事事件を担当する方が2人ほどいて、合計で15人いないくらいだったと思います。そんなに数は多くないです。
その人数でさまざまな事件を担当されるとなると、お忙しかったのではないでしょうか。
小島 刑事部は、正直そこまで大変ではありませんでした。裁判員裁判の対象事件があまり来なければ、そこまで時間を取られません。実際、数としてはそれほど来なかったんです。
大変だったのは、岐阜の中で刑事部から民事部に異動してからです。それほど大きくない規模の裁判所では、本当にどんな事件でもやります。一般民事だけでなく、行政事件も医療事件もやるという形だったので、非常に大変でした。
都市部か地方かによっても、扱う事件は変わってくるのでしょうか。
小島 東京のような大都市部には専門部があるので、部によって扱う事件が区別されています。小さい規模の裁判所にはそういうものがないので、どういう種類の事件もやるという感じですね。
裁判官は定期的に全国を回るイメージがありますが、実際はいかがでしょうか。
小島 3年前後で転勤するのは、逃れられない運命だと思います。
転勤先について、希望は考慮されるものなのでしょうか。
小島 全く考慮されないことはないと思いますが、若いうち、身軽なうちは、全国どこでも異動する可能性があります。
一方で、ご親族の介護をしなければいけないといったやむを得ない事情は、当然考慮していただけると感じました。裁判官になるにあたって転勤を懸念されている方がいても、そこはそんなに心配する必要はないと思います。
共働きの方も増えるなか、結婚などのライフイベントの後に全国転勤が難しくなるケースもあるかと思います。
小島 全く同じ地域ではなくても、行き来しやすい地域にそれぞれ配属されるというのは、よくあるケースでした。
「残業という概念がない」裁判官の働き方とやりがい
裁判官の1日の働き方について教えてください。
小島 まず、裁判官には就業時間という概念がないので、残業という概念も発生しません。
日によって違いますが、日中は開廷日があるので、法廷で事件の進行をすることに費やされます。あとは、裁判所内の事務官の方や書記官の方からの相談に対応していると、日中が終わっていきます。
夕方になってから、ようやく自分が進めなければいけない判決書の起案などをスタートできる。忙しさによって、19~20時で帰れるのか、それとももっと遅くなるのか、という形でした。
終電まで働くようなことはなかったのでしょうか。
小島 私が配属されたときには、裁判所として「何時には必ず帰りなさい」というのが決まっていたので、裁判所で徹夜するようなことはありませんでした。必要があれば仕事を持ち帰ることもありましたが、無茶なことを強いられる感じではなかったですね。
土日はいかがでしたか。
小島 土日のどちらかは少し仕事をしなければいけない、という感じですね。特に忙しい部署では、丸2日仕事をしなくていいということはなかなかありませんでした。
ただ、ここは個人差があります。事務処理や時間のやりくりが上手い方で、休日をバチッと取れている方は非常に多くいらっしゃいました。逆に事務処理がそこまで上手くないと、どうしても休日を使わざるを得なくなります。
裁判官として約4年間務められるなかで、感じていたやりがいや魅力を教えてください。
小島 当時感じていたことでもあり、今振り返って思うことでもあるのですが、裁判官は自分が正しいと思う形で、事件について判断を下すことができる唯一の立場です。その点は、今も非常に魅力に感じています。
弁護士としてできるのは、あくまで依頼者の言い分を法律的にまとめて相手に伝えることです。自分がどれだけ「この事件はこういう形で解決すべきだ」と言っても、相手方が納得しなければ、その形では終わりません。そこは歯がゆいなと思うことがありますね。
「添削バイト」への応募から講師の道へ
退所を決めた理由やきっかけを教えてください。
小島 4年経ったタイミングで家庭の事情が生じ、裁判官として異動を続けることが難しくなったため、辞めざるを得なくなりました。
他にやりたいことができたとか、裁判官の仕事をやりたくなくなったということではありません。
退所されてから次を探し始めたのでしょうか。
小島 そうです。
アガルート法律会計事務所とは、どのように出会われたのですか。
小島 退官後、少し時間を置いてから、次はどういう仕事をしようかと考え出しました。特に明確なものはなかったのですが、何もせずに過ごすのもいかがなものかと。そこで、就職活動をしつつ、片手間で答案の添削アルバイトをやろうと思ってアガルートを知りました。
私が受験生の頃は、アガルートが出てきたかどうかという時期だったので、認識していなかったんですが、答案の添削アルバイトを募集していたので、まずそれに応募しました。
面接に来たところ「指導業務には興味ありませんか?」と言われ、「興味がなくはないですよ」とお話しして、指導業務にも携わるようになりました。苦労しながら指導業務を進めていたら、ある段階で「講義も持ちませんか?」というお話をいただいて。言っていただけるのであればぜひ、という形で、どんどんアガルートの中に引きずり込まれていったという経緯です。
もともと講師業務の経験はあったのですか。
小島 全然ないです。
未経験から指導、映像授業の講義と携わるようになり、入所されたのですね。入所はいつ頃でしたか。
小島 2019年の夏の終わり頃でした。
講師業務は、多くの方にとって未経験の業務だと思います。キャッチアップは大変でしたか。
小島 先輩講師の授業に一緒に入ったり、自分の授業に入ってもらったりと、同僚の方が本当に親切に教えてくださいました。それだけですぐにできるようになったわけではありませんが、そこまで苦労することはなかったと思います。
ただ、指導業務は生徒さん一人ひとりに合わせてやり方を変えていかなければいけないところがあります。同じ接し方ではダメなんです。毎回経験を重ねて、「こういう説明の仕方をしたらどういう反応になるんだろうか」と試行錯誤しながら、自分自身で研鑽していく感じでした。
「経験が生きている」元裁判官講師としての強み
現在は、講師業務がほぼ100%とのことでした。アガルート法律会計事務所では、事務所としての弁護士業務や、グループ会社のインハウス的な法律相談もあるかと思いますが、そちらには携わっていないのですか。
小島 そうですね。アガルートの業務として任せていただいているのは、講師業務がほぼ100%です。あとは、少し個人受任の案件を処理しているくらいです。
所属弁護士の方によって、業務の割合はさまざまだと伺っています。割合は相談して決めているのでしょうか。
小島 おそらく皆さんそうだと思います。弁護士業務をどれだけやりたいのか、講師業務をどれだけやりたいのか、相談すれば臨機応変に聞いていただける環境にあると思います。
私は講師業務が好きなので、ほぼフルコミットでやっていますが、それが唯一のあり方ではありません。
今後、事務所の案件にもっと携わりたいとなった場合は、相談しながら調整できるのですね。
小島 実際にそういう気持ちもあります。今はうれしいことに講師業務でいっぱいいっぱいなので、そこまで手が回らないのですが、時間的な余裕ができたら事務所案件もお手伝いしたいという気持ちは常に持っています。「いつでも相談してくれていいよ」とおっしゃっていただいている状況です。
裁判官と講師業務は、はたから見ると全く違う仕事です。それでも、裁判官時代の経験が生きていると感じることはありますか。
小島 指導をしていく中で、受験生の方が一番引っかかるのは、具体的な場面を想像できないところなんです。裁判がどう進行するのか、どういう場所で何が行われるのかがイメージできないので、ただでさえ難しい内容がすぐには理解できない。
私には自分の経験があるので、「裁判の手続きは、まずこういうところから始まって、こういうことが行われていくんだよ」と具体的なお話ができます。それは講師としての自分の強みだと思っていますし、非常に経験が生きていると感じます。

裁判官として法廷に立った経験を、受験生が具体的な場面をイメージするための説明に生かしている。
「自由を尊重してくれる組織」でのリモート中心の働き方
アガルート法律会計事務所では、リモートを活用している方も多いと伺います。小島先生はいかがですか。
小島 現在は、講師業務の中でも制作業務が9割9分という状況なので、ひたすら場所を問わず制作業務をしています。本社に行くのは収録のタイミングだけなので、ほぼリモートですね。
指導業務が多かった時期は、ラウンジで対面指導をされていたのですか。
小島 去年頃までは各所にラウンジがあったので、曜日替わりでそれぞれのラウンジに行き、対面で指導をするのがほぼ毎日でした。
指導業務では、夜や土日の時間帯に入ることもあるのでしょうか。
小島 13~21時の間に指導業務が入るので、その時間は必ず拘束されます。
休みの曜日は、ご自身で決められるのですか。
小島 シフトの希望を出して、ほかの講師との間で調整したうえで最終的に決まる形でした。
制作業務では、休日や1日の中で仕事に充てる時間も自由に決められるのですか。
小島 完全に自由です。とにかく締め切りだけを守る、という形になります。
普段は、株式会社アガルートの制作スタッフの方とのコミュニケーションが多いのでしょうか。
小島 そちらのコミュニケーションがほぼ全部です。
岩瀬代表とコミュニケーションを取る機会はありますか。
小島 最近は直接お話しする機会はあまりありませんが、チャットワークというコミュニケーションアプリを活用しているので、相談したいことがあればいつでもメッセージを送れます。そこはそれほど不便を感じていません。
ほかの所属弁護士の方と集まる機会はありますか。
小島 不定期に飲み会が開催されたり、制作業務に関するミーティングが行われたりはします。ただ、本格的な制作が始まると、それぞれ制作に没頭するので、密なコミュニケーションはあまりありません。指導業務がメインになると、お互いにやり方をどうしているかといったコミュニケーションが発生してきます。
業務によって変化はあっても、ご自身でコントロールして自走している方が多い印象です。
小島 アガルート法律会計事務所も株式会社アガルートも、非常に自由を尊重してくれる組織だというのが一番の実感です。働き方も非常に自由にさせていただいています。
逆に、自由であるがゆえに、ちょっと怠けてしまうと大変なことになる。それは常に抱えながら仕事をしています。
個人事件も自由に受任でき、経費の負担もないと伺っています。
小島 そうですね、経費負担はなしです。個人的に依頼された事件を少しやるという感じでした。ただ、講師業務が常に忙しいので、基本的にはお断りしていて、実質休業状態です。
「やったらやっただけ伸びる」報酬の決まり方
所属弁護士の方によって業務内容の割合が異なるなか、報酬はどのように決まるのでしょうか。
小島 毎年面談があり、次の年の業務や働き方について話し合います。その対価として報酬形態が決まり、毎年変わっていくという形です。
スポーツ選手の契約のようですね。裁判官を続けていた場合と比べて、報酬水準はいかがですか。
小島 今の方が水準は高いと思います。
弁護士業も講師業も、やったらやっただけ増えていく。一方で裁判官は、年々昇給はしていきますが、やった分に比例するという要素はありません。今は天井がない状態なので、水準は今の方が高いと思います。
「前向きな話に携われる」講師業務のやりがい
講師業ならではのやりがいを教えてください。
小島 一番のやりがいは、お客様の将来に向かっての前向きなお話に携わっていけることです。
法曹の仕事は、基本的に後ろ向きというか、ネガティブなんですよね。紛争に発展したところに自分が手を突っ込んで、巻き込まれていく仕事が多い。
一方で講師業務は、将来を夢見て勉強を頑張っている方に力を貸していく、自分が与えられるものを与えていく仕事です。自分自身も非常に前向きな気持ちで仕事ができるのは、やりがいであり魅力だと思います。
講師業務を通じて、やる気をもらうことも多いのでしょうか。
小島 それが本当に大きいです。つい最近も合格祝賀会がありましたが、年1回の機会に、直接私の講義を聞いてくれた方から「先生の講義がすごく良かったです」「先生の講義のおかげでよく分かりました」という声を聞くと、毎回「次の1年また頑張ろう」という気持ちになります。
映像授業だけを受けていて、祝賀会で「実は受けていました」と声をかけてくれる方も多いのですか。
小島 はい、そうです。
裁判官の仕事には、基本的に感謝される場面は少ないです。事件が終わった後、当事者の方がわざわざ裁判官に「ありがとうございました」と言ってくることは、ほぼないですから。講師業務ではそういう機会が本当にあるので、やっていて非常にうれしい気持ちになれます。

「将来を夢見て勉強を頑張っている方に、力を貸していく仕事」。合格祝賀会で受講生から届く声が、次の1年に向けた原動力になっているという。
「自分の可能性を狭めないで」キャリアを模索する方へ
小島先生の観点で、アガルート法律会計事務所にマッチするのはどのような方だと思いますか。逆に、合わないかもしれない方についても教えてください。
小島 あくまで私個人が考える人物像ですが、講師業務にどれだけ興味を持っていただけるか、どれだけ献身的に携わっていただけるか。そこに本当に自分の気持ちを入れ込んで携わっていただける方は、非常に合うと思います。
岩瀬代表としては「講師業務は必ずしもやらなくてもいいよ」と思っているかもしれません。ただ、アガルート法律会計事務所の一番の特徴は、司法試験予備校と併設されているところです。予備校業務や講師業務に前向きに携わっていただける方は、非常に合うと思います。
逆に、講師業務を振られたときに「それは自分のやる仕事じゃない」と後ろ向きに捉えてしまう方は、あまり合わないかもしれません。これはあくまで私個人の考えです。
最後に、キャリアを模索している弁護士の方へメッセージをお願いします。
小島 私自身の経験に基づいたお話なのですが、最初に司法試験を目指そうと思ったとき、自由を得たくて目指した方が多いのではないかと思います。
ところが、実際に仕事をして、たとえば裁判官になると「このまま裁判官として務め上げるのが正しい姿なんだ」と考えたり、転職する際にも「大手事務所に行くことが正義なんだ」と考えたりと、自由ではない考え方になってしまうことが起きがちだと個人的に思っています。
私もそういう考え方に陥りそうなときがありましたが、自由を得たくて法曹資格を取得したのであれば、自分が進む道に関しても縛られずに、いろんな道があると考えて選択しようと思いました。
講師業務は、自分としては思ってもみない道でしたが、やってみたらすごく自分に合っていました。皆さんにもぜひ、自分の可能性を狭めないで、講師業務も含めて色々なキャリアを模索していただければと思います。

※所属・役職等は取材当時のものです。
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