【予備試験】口述試験の対策方法!注意するべきポイントは?(2025年最新版)

「予備試験の口述試験って、どんな内容のことが聞かれるの?」
「口述試験は合格率が高いって聞くけど本当?」
予備試験の口述試験についてこのような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
予備試験の口述試験は、毎年500人弱しか受けることが出来ない試験だということもあり、なかなか情報が集まらず困っている予備試験受験生も多いのではないかと思います。
そこで本コラムでは、予備試験口述試験の出題内容やその対策方法、注意点について、説明していきます。
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司法試験予備試験の口述試験とは、予備試験の最終段階で行われる面接形式の試験です。
口述試験は、毎年10月末頃に2日間にわたって実施されていましたが、令和5年度の予備試験からは1月末頃に実施されます。
科目は、民事訴訟実務・刑事訴訟実務・法曹倫理の3科目で、主査・副査と呼ばれる2人の面接官から出題される問題に口頭で答える形式です。
口述試験は、法的な推論、分析及び構成に基づいて弁論をする能力を有するかどうかを判定するために行われます。
合格率は95%前後と高めですが、緊張やプレッシャーによって答えに詰まってしまうこともあるので、事前に対策を取ることが重要です。
予備試験の口述試験の対策方法
前述したとおり、予備試験の口述試験の合格率は非常に高いのですが、論文試験合格者のみが口述試験を受験する以上、受験者のレベルは高く油断は禁物です。
そこでこの章では、口述試験のおすすめの対策方法について説明していきます。
事前準備と分析
口述試験の事前準備としては、過去問(再現答案)を入手することが一番重要です。
過去問の入手方法の一つに、辰巳の「法律実務基礎科目ハンドブック 民事実務基礎」「法律実務基礎科目ハンドブック 刑事実務基礎」(通称「赤本」「青本」)を購入する方法があります。
これらの書籍は市販されているため、誰でも気軽に入手することが可能です。
もう一つの方法としては、伊藤塾の口述模試に申し込んでオリジナルの再現答案集を入手する方法があります。
この再現答案集は、各年度につき複数の再現答案が収録されており、場合によっては不合格者の再現答案も収録されているため、合格者の相場観をより具体的に掴むことができます。
伊藤塾の再現答案集は、口述模試の申込後にしか手に入れることができないため、その点については注意が必要です。
予備試験の論文試験の合格発表日から口述試験の試験日までの期間は非常に短いため、論文試験の合格発表後に焦らないよう、過去問の入手方法については事前に検討しておきましょう。
過去問を入手した後は、過去問を分析して口述試験の傾向を掴みましょう。
おすすめは、面接官役をやってくれる相手を探して、口述試験のロールプレイングを行うことです。
口述試験は論文試験とは異なり、面接官とコミュニケ―ションをとる中で答えを導いていく必要があります。
正しい答えを即答できなくても全く問題ないのですが、試験中にパニックになり黙ってしまうと、面接官も適切な誘導ができず、不合格になってしまう可能性があります。
そのため、本番でパニックにならないようにするためにも、ロールプレイング形式で何度も練習を重ねることがおすすめです。
再現答案集には、面接官の質問もそのまま載せられているため、法律を全く知らない友達や家族に面接官役をやってもらうのでも特に問題はありません。
また、身近に予備試験合格者がいる場合には、その人自身も口述試験の大変さを知っているはずなので、喜んで練習に付き合ってくれるでしょう。
予備校の活用
併せておすすめしたいのが、予備校の口述模試を最大限に活用することです。
予備校の口述模試では、本番と似たような緊張感の中で練習を行うことができるので、一度は受けることをおすすめします。
口述試験には、合否に影響するかは定かでないものの、部屋の入り方などに一応のマナーが存在しています。そのため、それらのマナーを事前に知ることが出来るだけでも、予備校の口述模試を受ける価値はあるはずです。
予備校によっては、再現答案を提出すれば受験料は無料、というような場合もあるので、ぜひ予備校の口述模試をいろいろとチェックして、有効に活用してみてください。
口述試験で注意すべきポイント
では、口述試験に合格するにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。
この章では、口述試験を受ける上での注意点について説明していきます。
口述試験において一番意識してほしい点は、面接官という相手がいる試験であるという点です。
そのため、面接官とのコミュニケーションを円滑に進めることが何よりも重要です。
その際に気を付けてほしいことは、こちら側が喋りすぎないということです。
口述試験では自分が知っている知識をアピールしようとついつい語りたくなってしまうのですが、相互コミュニケーションにおいて、それは禁物です。
喋り過ぎると、不正確な知識をつい口走ってしまったり、本題とは全く関係ない話を延々続けてしまったりと、面接官からの印象が下がってしまう可能性があります。
そのため、口述試験においては、聞かれたことについて必要最低限なことだけを答えるように意識しましょう。
具体的には、「~という事例において何罪が成立しますか?」と聞かれた場合には、「○○罪です。」という結論部分のみを答えましょう。
面接官が理由まで尋ねたい場合には、その後に「その理由はなぜですか?」と聞かれるはずなので、その際にはじめて理由を答えれば十分です。
このように、聞かれたことに対して的確に答えるということを意識して、口述試験に臨みましょう。
ここまで、予備試験の口述試験について説明してきましたがいかがだったでしょうか?
口述試験は合格率の高い試験ではありますが、決して簡単な試験ではありません。事前の対策を怠らず、口述試験に向けてしっかりと練習を重ねて合格を勝ち取りましょう。
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