未経験の人事転職は難しいが、狙うなら「採用担当ポジション」

更新日:2026年9月2日

未経験の人事転職は難しいが、狙うなら「採用担当ポジション」

人事は良いイメージを持つ人が多く、中途採用市場においても非常に人気の仕事の1つです。

人気がある分だけ、人事に転職するのは非常に難しいです。

さらに人事の求人は経験者に限って募集していることが多く、未経験者は書類選考時点で落とされてしまうことが多いです。

この記事では、「未経験だが、人事の仕事をやってみたい」という方に向けて、未経験から人事に転職する方法を解説します。

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未経験者が人事に転職する方法は採用ポジションを狙うこと

未経験者が人事に転職する方法は、結論「採用担当ポジションを狙うこと」です。

採用担当であれば比較的要件が広いことがあり、採用されるチャンスがあるからです。

人事制度の設計や労務などに比べ、人事の採用業務は比較的キャッチアップがしやすく、面接で候補者の志望度を高めるスキルは営業経験などがあれば親和性が高いこともあります。

例えば、

  • 人材紹介や求人広告を扱っていた企業の人材業界出身者
  • 人とのコミュニケーションが発生する営業経験者

でハイパフォーマンスを出している方であれば、人事としての業務経験はなくても、採用担当者としての転職される可能性は十分あります。

もし、人材業界での業務経験や営業経験がない場合は、一度人材業界や営業経験を積んだうえで、人事への転職を目指すのがおすすめです。

逆に言うと、未経験から人事に転職する場合、

  • 人事企画
  • 評価制度の設計
  • 育成担当

といったポジションで転職できる可能性はかなり低いです。

人事の中でも特に未経験者が携わることが難しい企画や評価制度、育成に関心のある方は、

  • 採用担当から始めて徐々に業務範囲を拡張していく
  • 企業規模の小さいうちに採用担当として入社し、様々な経験を積んでいく

といった方法を選ぶのがおすすめです。

転職前に改めて確認する人事の仕事内容

未経験者が人事に転職方法を説明する前に、まず人事の仕事内容について説明します。

人事は企業における人的資源の管理・活用の機能を担うポジションです。

誰を採用し、どこに配置し、どのように育成し、どのように働いてもらうのが会社にとって最も良い結果をもたらすか、といった、社内の人材に関わる領域を担当します。

一般に、ヒト・モノ・カネ・情報の4つが企業の主な経営資源とされています。人事はこれらのうちヒトに関わる業務に携わります。

より具体的に人事の仕事を分類すると、

  • 企画
  • 採用
  • 教育・研修
  • 評価
  • 労務

の5種類に分類できます。

人事企画

人事企画では、人材管理についての戦略立案や採用計画の策定、人材の配置や部門の構成など行います。

組織や人事制度など経営に直結する役割を担うため、経営層との距離も比較的近いと言えるでしょう。

採用(新卒・中途・その他)

採用計画に基づき、人材の採用を行います。

採用ターゲット・採用要件の策定、採用方法の立案・実行、面接の実施、採用イベントの運営など業務は多岐に渡ります。

会社によっては新卒採用や中途採用だけでなく、

  • 派遣社員
  • アルバイト
  • インターン

などの採用を担当することもあります。

教育・研修

社員の能力開発を行うため、社内教育や研修を実施します。

研修を行う対象も、

  • 内定者や新卒入社社員(ビギナー)
  • 新しく管理職になった社員(ミドル)
  • 経営層(エグゼクティブ)

など、様々です。

評価

社員の目標管理や評価制度の策定を行うほか、人事異動や昇給、昇格などの社員の処遇を決定します。

評価に関しては公平性や透明性が重要です。

さらに、策定した制度や管理をちゃんと運用することが求められます。

労務

賃金管理や社員の勤怠管理、社会保険の手続きや健康診断など、企業の労務管理を担います。

近年では働き方改革やテレワークの推進なども進んでおり、人事の非常に重要な業務の1つです。

一口に人事と言っても様々な仕事があります。

企業規模によっては人事担当1人が、これらすべてを担う場合と一部分を担う場合があり

  • 従業員数人の会社の人事
  • 数千~数万人の会社の人事

は職種の分類は同じでも、<実際に行う業務は全くの別物ととらえるべきでしょう。

未経験で人事に転職するのが難しい理由

未経験者が人事に転職するのが難しい理由は、大きく

  • 人事の枠数が少ないから
  • 人気のポジションで社内外で奪い合いが起きるから
  • 専門性が高いから

の3つです。順に説明します。

人事の枠数が少ないから

人事の仕事は比較的少人数で行われます。

社員数千名を超える大企業でも、人事のポジションは数名~数十名であることも多いです。

人事のポジション(枠数)が少ないことが転職の難易度を上げる要因の1つとなっています。

※逆に、人員やポジションの多い職種(例:営業や開発エンジニアなど)は未経験でも採用される可能性が高いと言えます。

人気のポジションで社内外で奪い合いが起きるから

何度も言うように人事は人気のポジションで、社内外で奪い合いが発生することも要因の1つです。

人事は企業の経営資源「ヒト・モト・カネ」の重要な要素の1つで、企業によっては出世コースであることも多いです。

現在は別部署で働いている従業員からの人事への異動希望は多いと予想されます。

社外の人だけでなく、社内の人とも人事のポジションを争わなければなりません。

専門性が高いから

人事の仕事は企画や評価設計、労務など非常に専門性が高く、それぞれに合った業務経験が求められます。

同じ人事でも企業規模や文化、業界、業態、成長フェーズなどによって大きく業務が異なります。

このことから中途採用における人事の採用要件は非常に細かく設定されており、例えば、

  • 社員数千人規模での労務経験
  • 社員数十名~数千名に成長する段階での人事制度の企画経験

といったように採用ターゲットを明確にしている企業が多いです。

この専門性の高さは人事経験者にとっても難しく、未経験者はなおさら難しくなります。

実務未経験では人事関連の資格をとっても転職できるとは限らない

まれに、

  • 社会保険労務士(社労士)
  • キャリアコンサルタント

の資格をとれば人事の仕事に転職できるのでは?と考える方もいらっしゃいます。

キャリアアドバイザーや社労士の資格があったとしても、転職できるかどうかは別問題です。

資格自体が無意味というわけではなく、「人事で転職する」目的で資格を取得するのはあまり意味がないということです。

日本の転職市場では資格取得だけが評価されて転職できることはまれです。

未経験で人事に転職する場合に評価されやすいスキル・経験

未経験で人事に転職しようとする場合、人事の実務経験はないわけですから、それ以外の要素をアピールする必要があります。

営業能力(特に採用ポジション)

前述したように新卒中途関わらず、採用ポジションであれば営業経験は評価されやすいです。

採用はある自社を採用ターゲットに向けて訴求して、入社してもらうように口説くのが重要です。自社を商材とした営業と考えることも出来ます。

そのため採用ポジションでの転職を目指す場合は、営業経験や営業での実績をアピールすると非常に評価されやすいです。

コミュニケーション能力

人事に限ったことではありませんが、高いコミュニケーション能力が要求されます。

採用面接などはわかりやすいですし、評価制度・人事制度の設計など定性的な意見を的確に拾い情報を収集する必要があります。

論理的思考能力(ロジカルシンキング)

人事の仕事は対人コミュニケーションの仕事も多くありますが、多くのステークホルダーの利害を整理し、調整しながら物事を前に進めていくことが求められます。

単に人と接するのが好き、上手というレベルでは人事としては成功しづらく、物事を体系的に捉え、整理出来る力が必要です。

人事の仕事は仕事柄、経営レイヤーと接することも多いため、高い論理的思考能力が要求されます。

未経験者が人事に転職する場合の年収想定

未経験者が人事に転職する場合の年収について解説します。

人事の年収は特別高いわけではない

一般的に人事の年収は高いわけではありません。いわゆる企業の管理部門は、間接部門と言われ、直接的に収益を生み出す部門ではありません。

そのため分かりやすい結果が出づらいこともあり、インセンティブなどがわかりやすい営業職などのほうが高い年収にあることがあります。

年収は業界に依存するので高年収を望むなら高年収の業界へ

転職エージェントをしていると、「人事の年収は高いのですか?」のような質問をいただくことがありますが、年収は職種によって決まるというよりは、業界によって決まります。(人事だけではないです)

金融やコンサルティング、ITなどの業界は年収が高く、サービス、小売、介護業などは年収が低い傾向があります。

人事で高い年収がほしいのであれば、平均年収の高い業界を選ぶようにしましょう。

人事へ転職する際の流れ

人事だからといって特別な転職活動の流れがあるわけではありませんが、一般的な転職のスケジュールを解説します。

転職理由を言語化する

いきなり求人情報を集めたり、企業の口コミを見たりすることも出来ますが、その進め方はおすすめしません。

まずはなぜ転職したいのか、何が叶えば良いのかを具体的に言語化しましょう。

年収でもいいでしょうし、仕事内容でも休日でもなんでもいいでしょう。正解はないので、失敗しないように言語化しましょう。

情報収集をする

なぜ転職をしたいのかを言語化しながら、情報収集も開始しましょう。

転職サイトや口コミサイトなど多くの情報があります。

ただスムーズに転職活動をするのであれば、弊社のような転職エージェントに相談するのがおすすめです。

ネットの情報は玉石混交で、真偽や情報の鮮度などかなり偏った情報が多いのも事実です。

常に最新の情報を仕入れている転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。

履歴書と職務経歴書の作成

転職活動には、履歴書と職務経歴書が必要です。

履歴書は自分の情報を間違いなく記載し、職務経歴書は自分のキャリア、やってきた仕事内容をわかりやすく記載しましょう。

慣れていないと作成が難しいので、前述したようにこちらも転職エージェントに相談をsましょう。

書類選考

履歴書と職務経歴書が出たら実際に書類選考に進めます。

特別な理由がなければ、ある程度興味があるポジションであれば積極的に書類選考に進めるのをおすすめします。

※特に未経験職種、人事のような人気の仕事であれば多く選考に出すことをおすすめします

面接

中途採用の面接は2~3回程度が標準です。

新卒採用とは異なりベーシックな質問が多いので、基本的な内容はしっかりと言語化しておきましょう。

※転職エージェントは面接対策、模擬面接なども対応出来るはずなので不安な方は転職エージェントを活用しましょう

内定~入社

選考に進み内定が出て、条件に承諾すると、入社が決まります。

このタイミングで内定通知書が出ますので、年収や勤務条件など、認識違いがないように確認を行いましょう。

※転職エージェントは、自分では調整しづらい年収や勤務条件などを選考時点から交渉することが可能です。

人事への転職でアガルートキャリアを活用するメリット

弊社「アガルートキャリア(運営:株式会社ファンオブライフ)」は、人事などの管理部門を専門とした転職エージェントです。

転職活動において、弊社を活用するメリットをご紹介します。

独自の求人をご紹介可能

人事など管理部門に特化した転職エージェントだからこそ、国内外大手企業(メーカー、商社、IT等)、スタートアップなどの豊富な求人をご紹介可能です。

  • HRBPやCHRO
  • 採用責任者、新卒採用責任者
  • 組織の立ち上げや人事制度企画
  • 年収1,000万円以上
  • 人事未経験からスタート出来る人事ポジション

などなど経験やご希望年収、働き方など様々な要望に応じた求人をご紹介しています。

豊富な実績をもとにした書類作成・選考対策のサポート

人事など、管理部門の求人募集は、一般的に書類選考・面接などの選考の通過難易度が非常に高いです。

特に人事は希望者が多く、選考の倍率も高くなりやすく、選考のハードが特に高いのが特徴といえるでしょう。

そうした、専門性の高い募集だからこそ抑えるべきポイントやコツがあります。

そうした書類の作成や選考対策を領域専門のアドバイザーがサポートしています。

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弊社との面談はすべて無料です。

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ご要望やタイミングに合わせて転職活動の開始時期等もアドバイスさせて頂き支援しております。

面談依頼頂いた方限定で、弊社保有求人を紹介するメールを定期的にお送りしております。

条件の良い募集は、タイミングが限られていることも多いため、良いものがあれば動きたいと考えている方には有用ではないかと考えております。

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お気軽にフォームよりご相談ください。

事前準備が転職活動成功のカギ!枠数限定で面談を行っています

納得でき、条件面でも恵まれた転職を実現するには、

  • 情報収集
  • 選考対策

の2つが必要不可欠です。

弊社の感覚値ですが、90%以上の方の準備が不足しています。

  • 良い機会(求人)があるのにその情報にアクセスできなかった
  • レジュメ、選考の準備が不足しており見送りになってしまう

といった方々を多く見てきています。

特に管理部門などのプロフェッショナル人材のポジションは、募集が少なく、埋まってしまうことも多いため、情報感度を高く保ち良い機会があったときにフットワーク軽く動ける必要があります。

とはいっても、常に転職サイトを見るようなことは非常に手間ですので、弊社のような特化型エージェントをうまく活用いただければと思います。

一度ご面談頂き、ご経歴やご要望をいただければ、良い求人が公開された際に優先してご案内致します。

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この記事の監修者

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