法科大学院(ロースクール)入試でGPAは関係ない?GPAが低くても大丈夫?

法科大学院に入学する際、GPAがどの程度影響するのか詳しくご存じない方も多いかと思います。
法科大学院を目指すにあたっても、事前にGPAがどの程度影響するのか知っておくことで見通しが立てやすくなります。
そこで、このコラムでは法科大学院入試におけるGPAについて、詳しくご紹介します。
このコラムを読むことで、法科大学院入試に求められるGPAやGPAの扱いについて具体的に知ることができますので、ぜひご一読ください。
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目次
法科大学院(ロースクール)入試におけるGPAとは
多くの法科大学院では、GPAが入試の合格判定に用いられています。
しかしながら、GPAがどれほど重視されるのかは、法科大学院によって大きく異なります。
法科大学院によっては、事前に提出したGPAを含む書類で一次選抜が行われ、一次選抜の合格者が二次選抜を受験し最終合格者が決定される方式や、志願者全員に筆記試験を課し、事前に提出したGPAを含む書類との総合評価で合否を決定する方式など、GPAを入試にどのように入れ込んでいるのかは法科大学院によって異なります。
もっとも、法科大学院入試でGPAを全く考慮していない大学院はほぼなく、どのようなかたちであれ、法科大学院入試ではGPAが影響してくることは間違いありません。
法科大学院入試にGPAは関係ない?低い場合も大丈夫?
上記の通り、多くの法科大学院ではGPAが合否判定の参考とされるため「関係ない」とは言えません。
ただし、仮にGPAが低い場合であっても法科大学院に入学する方法はあります。
それは、GPAを重視していない法科大学院を受験することです。
GPAが低くて心配な場合はそのような大学院を受けることをおすすめします。
法科大学院入試の際にGPAが入試の得点にどのように影響するのか、どれくらいの割合で重要視されているのかについては、事前に公表している法科大学院が多いです。
GPAに不安がある方は、各法科大学院におけるGPAの扱いを確認しておきましょう。
合格に必要なGPAの目安は?足切りはあるの?
法科大学院の入試において、どれくらいGPAがあればいいのか?については、基準を出すことができません。
法科大学院によって、GPAを入試の得点にどのような割合で、どうように配点しているのかは法科大学院によって大きくことなります。
現に、GPAの得点割合が低く、他方で法律科目の筆記試験の得点率が高いという法科大学院も多く存在します。
他方で、法科大学院によっては一次選抜で一定数の受験者を厳選する必要性から、GPAがあまりに低いとその時点で足切りをする法科大学院も存在します(つまり、書類選考の時点で落ちてしまうこともあります)。
しかし、GPAによる足切りは大学によって異なりますので、一様にはいえません。
各法科大学院のGPA取り扱いの違い
各大学によるGPAの取扱いがどのようになっているのか、主な法科大学院について詳しくご紹介します。
東京大学法科大学院
東京大学法科大学院では以下のような取扱いがなされています。
第1段階選抜では外国語の能力及び学業成績等を総合的に審査し、第2段階選抜では入学願書、外国語の能力、学業成績及び筆記試験(法学未修者は総合問題、法学既修者は法律科目問題)の成績を総合的に審査する ことによって、問題発見能力、論理的思考力、文章作成能力、語学力等を評価し、上記の学生像に合致するか が総合的に判定される。
※引用:東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻専門職学位課程(法科大学院)学生募集要項
つまり、GPAは考慮しますが、具体的に入試の段階でどの程度GPAが重視されているのかについては明記されていません。もっとも、第1段階選抜で課されているのは、外国語の能力とGPAになりますので、必然的にGPAは重視されている可能性が非常に高いです。
京都大学法科大学院
京都大学法科大学院では、選抜方法によってGPAが重視されるかどうかが異なります。
どの選抜方法によってもGPAは参照されていることから、GPAがある程度重要視されている項目の1つと言えます。
※参考:京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻(法科大学院)学生募集要項
一橋大学法科大学院
一橋大学法科大学院は、第二次選抜にて学業成績が用いられているのが特徴です。
第一次選抜では、未修者の場合は英語の成績、既修者においても同様に英語の成績が第一次選抜で重要視されています。
英語力を問われる第一次選抜を合格した後に、はじめて学業成績が考慮されるという順序であり、GPAよりもまずは英語の成績を重要視している傾向にあるといえるでしょう。
※参考:一橋大学法科大学院(一橋大学大学院法学研究科法務専攻専門職学位課程)
慶應義塾大学法科大学院
慶應義塾大学法科大学院では、未修者コースが「提出書類(志願者報告書,学部成績など)4割、小論文試験6割の配点になっています。他方で、既修者コースが「論述式試験8割、提出書類(志願者報告書,学部成績など)2割」になっています。
このように、未修者コースではGPAが重視されている傾向にあり、既修者コースではGPAよりも、法律科目の論述試験でどれだけ点数を取ることができるか、が重要視されていることがわかります。
※参考:慶應義塾大学 大学院法務研究科法曹養成専攻(法科大学院)
中央大学法科大学院
中央法大学法科大学院では、以下のような取扱いがなされています。
筆答試験(一般知識、小論文)の成績および提出書類の内容を総合的に評価して合否を判定します。
※引用:中央大学 法科大学院入学者選抜要項
また、GPAについては任意とされていますが、修得単位数及び優良な評価取得単位数については必須で提出が求められています。
これは(推測ではありますが)単にざっくりとしたGPAではなく、どのような科目でどのような成績を獲得しているのか、といった具体的な内容を知るためであると考えられます。
GPAは法律科目以外の一般的な科目も合算したうえで、数値化されますので、法的能力を図るうえでは正確ではない点があります。ですので、上記取扱いをしているものと推測されます。
神戸大学法科大学院
神戸大学法科大学院では、書類審査の得点割合がどのコースで入学をするのかによって異なります。
未修一般であれば書類試験の比率が2、筆記が3に加え、口頭試問で判断され、既修一般では書類の比率が1、筆記試験が6という扱いになっています。
つまり、未修一般で入学を目指す場合は書類審査の割合は他のコースの2倍ほど重要視されているということです。
そして、書類審査には、GPAも提出書類に含まれているため、未修一般入学を目指す場合にはGPAが特に重要であるといえます。
※参考:神戸大学法科大学院 学生募集要項
GPAが不安な人におすすめの法科大学院は?
神戸大学 法科大学院
神戸大学は、GPAに固執せず、面接や書類選考などで多様なバックグラウンドを持つ学生を受け入れる方針です。GPAが低くても、その意欲や実務経験を強調することで進学のチャンスがあります。
東北学院大学 法科大学院
東北学院大学は、入試の選考基準が多様であり、GPAが低くても面接や論文の結果が良ければ進学のチャンスがあります。特に志望動機や将来の展望が評価されることが多いため、自己アピールが重要です。
南山大学 法科大学院
南山大学の法科大学院は、GPA以外の要素(面接、志望動機、実務経験など)を重要視する大学院です。特に、過去に実務経験がある場合や法学に対する強い関心を示すことができれば、GPAが低くても進学の可能性があります。
未修・既修別でGPAの取り扱いは変わる?
大学によって異なりますが、既修者は筆記が重視される傾向があり、未修者の方が書類(成績)の比重が高くなるケースが多いです。
例えば、神戸大学法科大学院では、未修一般での入試の際はGPAを含む書類審査の比率が2であるのに対し、それ以外の既修入学等の場合には比率が1になっています。つまり、未修一般の場合は既修入学等の場合に比べ、2倍ほどGPA等の書類が重要視されていることを意味します。
他の法科大学院も同様の傾向にあるため、全体をみると、既修よりも未修の方がGPAの取扱いについて重要視されている傾向にあるといえるでしょう。
GPAの算出方法
ここでは、GPAの算出方法について具体的にご紹介します。
GPAの算出方法は、出身大学や出願する法科大学院によっても異なります。
例えば、東京大学法科大学院の場合、以下のような算出方法になっています。
| 【GPAの算出方法】 算出対象の科目は各年次における必修科目(未受験も含む)とする。A+は4.5点、Aは4点、Bは3点、C+は2点、C-は1.5点、Fは0点に換算する。なお、未受験の科目は0点に換算する。GPA={(A+評価の単位数×4.5)+(A評価の単位数×4)+(B評価の単位数×3)+(C+評価の単位数×2)+(C-評価の単位数×1.5)+(F評価の単位数×0)}÷必修科目の総単位数 |
GPAの算出方法について、いかなる得点基準で換算するのかは、出身大学や出願する法科大学院によって大きく異なるため、各大学の情報を参照する必要があります。
まとめ
以上、法科大学院のGPAの取扱いについて具体的にご説明しました。
法科大学院によってGPAの得点割合は大きく異なることがわかったかと思います。
また、既修者入試よりも未修者入試の方がGPAはより重要視される傾向にありますが、既修者入試であってもGPAは無関係ではありません。
したがって、法科大学院入学を目指している場合は、早めにGPAの得点率を向上させるためにも、学部等での成績に意識向けることをお勧めします。
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