【2026年最新】早稲田大学法科大学院の入試日程・過去問・難易度・倍率・学費を解説

司法試験に合格したい場合、まずは法科大学院(ロースクール)を修了して、司法試験の受験資格を得ることが必要です(予備試験ルートの場合を除く)。
2026年現在、募集を継続している法科大学院は全国に34校ありますが、その中でも、早稲田大学法科大学院は、受験生からの人気が非常に高いロースクールの一つになっています。
そこで、本コラムでは、早稲田大学法科大学院の入試日程、難易度、学費、過去問入手方法について、詳しく解説していきます。
倍率の高い早稲田大学法科大学院に効率よく学習して合格を勝ち取りたいという方は、予備校・通信講座の利用がおすすめです。
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目次
早稲田大学法科大学院の基本情報
※引用:早稲田大学 大学院法務研究科(法科大学院)
| 学校名 | 早稲田大学 大学院法務研究科(法科大学院) |
| 所在地 | 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1丁目6−1(ロースクール専用棟 27号館) |
| アクセス | JR山手線、西武新宿線「高田馬場」駅下車(徒歩約20分) 都バス(学バス)「早大正門」下車(徒歩約1分) 東京メトロ東西線、都電荒川線「早稲田」駅(徒歩約5分) 東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車(徒歩約17分) |
| 試験内容 | 法学既修者:書類審査+論述試験(6科目) 法学未修者:書類審査+小論文 5年一貫型(特別選抜):書類審査+面接 開放型(特別選抜):書類審査+論述試験(3科目) |
| 募集人数 | 200名 |
| 学費 | 第1年度:157万3,000円 第2・3年度:156万8,000円 |
| 電話番号 | 03-3232-3924 |
| URL | 早稲田大学 大学院法務研究科(法科大学院) https://www.waseda.jp/folaw/gwls/ 2026年入学募集要項 https://www.waseda.jp/folaw/glaw/applicants/admission/ |
早稲田大学法科大学院の入試内容
ここでは早稲田大学法科大学院の入試内容として、①試験科目の入試概要②入試日程③募集人数についてまとめていきます。
試験科目・入試概要
早稲田大学法科大学院の入試方式は、大きく、一般選抜(既修・未修)と特別選抜(5年一貫型・開放型)に分かれます。
一般選抜
一般選抜には、法学既修者試験と法学未修試験があります。
(1)法学既修者試験
法学既修者試験では、①出願書類による書類審査、②志願者全員に課される法律科目論述試験の成績を総合的に評価して、合否が判定されます。
①書類審査
進学調書、申述書、大学・大学院成績、能力証明資料、推薦状の各書類を基に総合的に審査されます。
② 法律科目論述試験(640点)
民法、刑法、憲法、民事訴訟法、刑事訴訟法、商法の6科目について、法律科目論述試験が実施されます。配点は民法180点、刑法120点、憲法100点、民事訴訟法80点、刑事訴訟法80点、商法80点の計640点満点です。
1科目でも成績が極端に悪い科目(未受験を含む)があった場合は、他の科目の成績にかかわらず不合格となります。
(2)法学未修者試験
法学未修者試験では、①出願書類による書類審査、②志願者全員に課される小論文試験の成績を総合的に評価して、 合否が判定されます。
①書類審査
進学調書、申述書、大学・大学院成績、能力証明資料、推薦状の各書類を基に総合的に審査されます。
②小論文試験(100点)
志願者全員に対して、小論文試験が実施されます。
特別選抜
特別選抜は、5年一貫型と開放型に分かれます。
5年一貫型は、基本的に早稲田大学法学部の法曹コースに在籍する者を対象としています。開放型は、早稲田大学以外の法曹コース在籍者であっても受験することができます。
(1)5年一貫型
特別選抜(5年一貫型)では、①出願書類による書類審査、②志願者全員に課される面接試験の成績を総合的に評価して、合否が判定されます。
①書類審査
出願書類(申述書、大学・大学院各種証明書、能力証明資料、推薦状等)、特に法曹連携協定に記載さ れた選考対象科目の成績(GPA)を基に総合的に審査されます。
②面接試験
提出書類に基づいて、個別面接が実施されます。
(2)開放型
特別選抜(開放型)では、①出願書類による書類審査の成績、②志願者全員に課される法律科目論述試験の成績を総合的に評価して、合否が判定されます。
①書類審査
出願書類(申述書、大学・大学院各種証明書、能力証明資料、推薦状等)、特に法曹コース での成績を重視し、総合的に審査されます。
②法律科目論述試験(400点)
民法、刑法、憲法の3科目について、法律科目論述試験が実施されます。配点は、民法180点、刑法120点、憲法100点の計400点満点です。
特別選抜(開放型)と法学既修者試験の民法、刑法、憲法は同じ問題です
入試日程
ここでは、2026年度の早稲田大学法科大学院の入試日程を紹介します。
一般選抜・法学既修者試験
・出願
2025年6月2日(月)~6月12日(木)
・試験日程
| 特別選抜(5年一貫型) | 面接試験:2025年7月5日(土) |
| 特別選抜(開放型) | 論述試験(民法・刑法・憲法):2025年8月24日(土) |
| 一般選抜(法学未修者試験) | 論述試験(小論文):2025年8月23日(日) |
| 一般選抜(法学既修者試験) | 論述試験(民法・刑法・憲法・民事訴訟法・刑事訴訟法・商法):2025年8月24日(土) |
・合格発表
特別選抜(5年一貫型)が2025年7月11日(金)、特別選抜(開放型)が2025年9月12日(金)、一般選抜が2025年9月12日(金)。いずれも15時にWebサイトにて行われます。
募集人数
| 募集人員 | |
|---|---|
| 一般選抜・法学既修者試験(2年短縮課程) | 約80名 |
| 一般選抜・法学未修者試験(3年標準過程) | 約40名 |
| 特別選抜・5年一貫型 | 40名以内 |
| 特別選抜・開放型 | 約40名 |
それぞれの入試方式の募集人数は上の表のとおりです。
一般選抜の法学既修者試験と法学未修者試験、特別選抜の5年一貫型と開放型は併願することができます。
また、一般選抜と特別選抜を併願することも可能ですが、その場合、「特別選抜と法学既修者試験」および「特別選抜と一般選抜併願(法学既修者試験+法学未修者 試験)」のパターンのみ出願でき、「特別選抜と法学未修者試験」は併願できません。
早稲田大学法科大学院の難易度と倍率をコースごとに解説
この章では、早稲田大学法科大学院の難易度と倍率をコースごとに解説します。
未修コース
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 280人 | 53人 | 5.28倍 |
| 2024年 | 272人 | 63人 | 4.3倍 |
| 2023年 | 217人 | 45人 | 4.8倍 |
| 2022年 | 252人 | 45人 | 5.60倍 |
| 2021年 | 238人 | 49人 | 4.86倍 |
| 2020年 | 277人 | 60人 | 4.62倍 |
| 2019年 | 295人 | 74人 | 3.99倍 |
早稲田大学法科大学院の未修コースの倍率は、4〜5倍とかなり高くなっています。
2021年度入試以降合格者数が減少していることもあり、今後も入試難易度は高いままであることが予想されます。
既修コース
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 604人 | 226人 | 2.67倍 |
| 2024年 | 994人 | 306人 | 3.24倍 |
| 2023年 | 888人 | 307人 | 2.89倍 |
| 2022年 | 744人 | 328人 | 2.27倍 |
| 2021年 | 581人 | 320人 | 1.82倍 |
| 2020年 | 594人 | 332人 | 1.79倍 |
| 2019年 | 609人 | 335人 | 1.82倍 |
早稲田大学法科大学院の既修コースの倍率は、未修コースの倍率よりは低く、例年2倍程度となっていました。
2024年度の既修コースの入試倍率は3.24倍と高く、人気があるロースクールであることがわかります。
そのため、既習コースであってもその難易度は高く、今後も厳しい戦いになることが予想されます。
早稲田大学法科大学院の学費と奨学金制度について
この章では、早稲田大学法科大学院の学費と奨学金制度について説明します。
学費
早稲田大学法科大学院の学費は以下のとおりです。
第1年度
- 入学金 30万0000円
- 授業料(年間) 116万0000円
- 実験演習料 10万0000円
- 諸会費 1万0000円
- 合計 157万0000円
第2・3年度
- 授業料(年間) 136万0000円
- 実験演習料 10万0000円
- 諸会費 5000円
- 合計 146万5000円
したがって、
既修コースの場合、157万0000円+146万5000円=303万5000円
未修コースの場合、157万0000円+146万5000円×2=450万0000円
が、合計でかかることになります。
やはり私立のロースクールである分、学費は国立のロースクールよりも高めになっています。
奨学金制度
もっとも、早稲田大学法科大学院では、様々な種類の学内奨学金制度が設けられており、これらの奨学金を活用することで、経済的負担を軽減することができます。
以下では、学内奨学金のうち主要なものを紹介します。
(1)稲門法曹奨学金
- 奨学金額 年間授業料相当額、秋学期授業料相当額、秋学期授業料相当額の半額のいずれか
- 採用人数 60名
- 選考基準 入学者選抜試験における評価・人物
(2)池田正範奨学金
- 奨学金額 70万円(年額)
- 採用人数 7名
- 選考基準 学部における学業成績・人物(ただし、早稲田大学法学部の卒業生に限る)
(3)千賀修一法曹養成奨学金
- 奨学金額 70万円(年額)
- 採用人数 5名
- 選考基準 入学者選抜試験における評価・人物(ただし、早稲田大学法学部の卒業生に限る)
(4)法務研究科学生支援奨学金
- 奨学金額 70万円(年額)
- 採用人数 3名
- 選考基準 入学者選抜試験における評価・人物
早稲田大学法科大学院の過去問一覧集
早稲田大学法科大学院の過去問は、ホームページで公開されています。
以下では、早稲田大学法科大学院の過去問を年度ごとにまとめています。
法学未修者試験過去問一覧
法学既修者論述試験過去問一覧
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まとめ
このコラムでは、早稲田大学法科大学院の入試日程、難易度、学費、過去問入手方法について解説してきました。
やはり人気のロースクールというだけあり、未修コース、既修コースともに入試の倍率が高く、その難易度は難しいということが分かりましたね。
しかし、法科大学院入試に向けてしっかり対策をすれば、それほど入試倍率の高さを恐れる必要はありません。
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