検事と弁護士の違い
更新日:2026年6月25日
検事と弁護士にはどのような違いがあるのでしょうか。
検事から弁護士へ転職すると、より幅広く活躍できる可能性があると言われています。
この記事では、検事と弁護士の違いを解説します。
併せて、検事から弁護士へ転職するメリットやコツも解説していますので、是非参考にしてください。
INDEX
検事の仕事内容
警察が逮捕した犯罪の被疑者について、起訴するかどうか決定するのが検事の仕事です。
起訴した後に裁判所が適切な処罰を下すよう、証拠を示しながら主張します。
さらに、被疑者が処罰を受けた後に社会復帰できるように支援するのも仕事のうちです。
検事は官公庁へ出向したり、法律の支援を整備したりする場合もあります。
弁護士の仕事内容
弁護士は、依頼者の代理人として、法律に基づくアドバイスやサポートを行う仕事です。
弁護士により得意分野それぞれ異なり、人によってさまざまな依頼を受け付けています。
裁判においては、弁護士が依頼者の代理人として主張します。
ただし、民事訴訟では、事前に話し合いの場を設けて裁判をせずに解決を目指すパターンも多いです。
検事と弁護士の案件の違い
検事と弁護士にはさまざまな違いがあります。
検事
検事が扱うのはおもに刑事事件や刑事裁判です。
被疑者を起訴した場合は罪を追求し、裁判所に対して適切な処罰を下すべきだと主張します。
ただし、罪を追求するだけで終わるのではなく、罪を犯した人の社会復帰もサポートします。
検事は被疑者を糾弾する一方で、更生を促すために寄り添う姿勢も必要です。
弁護士
弁護士は、法律に関わるさまざまな問題解決を目指して依頼者をサポートします。
弁護士によって扱う分野は異なりますが、刑事裁判と民事裁判の両方を扱うことが可能です。
基本的に、依頼者の味方として活動します。
刑事裁判においては、被告人の無実を証明したり減刑を求めたりするための主張をします。
裁判を扱わず、法律についての知識を活かした業務をこなしている弁護士も多いです。
検事と弁護士の難易度の違い
検事や弁護士になるには、いずれも司法試験に合格する必要があります。
そのため、それぞれの職種に就くまでの流れや基本的な難易度は同じです。
ただし、検事や弁護士に必要なスキルは、それぞれ異なります。
検事には真相を明らかにするための調査能力が必要であるのに対し、弁護士には依頼者の立場を考慮しながら弁護する能力が必要です。
検事と弁護士の待遇の違い
検事の年収は新任で300万円前後です。出世できれば年収1,000万円を目指せる可能性があります。
弁護士は法律事務所や民間企業で働くため、勤め先によって年収は大きく変わる可能性があります。
独立して自分の事務所を構えることも可能です。そのため、弁護士は自分の努力次第で高収入を狙えます。
検事から弁護士へ転職するメリット
冒頭で述べたように、検事から弁護士へ転職を検討されている方も多いです。
検事から弁護士への転職には、どのようなメリットがあるのでしょうか。具体的なメリットを解説します。
信用されすい
検事は公務員です。
過去に公的機関で働いていたという実績は、信頼を得るためのひとつの要素になります。
弁護士として働き始めた後も、元検事という経歴を示せば信用されやすくなるでしょう。
検察の考え方を踏まえて対応できる
弁護士として働いている人は、検察の内部事情を完全には把握していません。
元検事であれば、検察ならではの考え方を熟知しています。
弁護士として刑事裁判を扱う際に元検事としての知見を活かすと、より効果的な対策を考えられます。
検事から弁護士へスムーズに転職するコツ
検事から弁護士へスムーズに転職するには、さまざまなことを意識する必要があります。ここでは、具体的なコツを解説します。
転職する理由を明確にする
自分がなぜ検事から弁護士へ転職したいのか明らかにしておきましょう。
転職理由は、応募先の人事担当者が特に気にしています。
転職理由はなるべくポジティブにまとめることが大切です。
検事の仕事が嫌になったという理由よりも、弁護士の仕事がより魅力的に思えるという理由のほうが好印象です。
応募先が納得するような理由を伝えてください。
経歴や強みをまとめる
検事としての自分の経験やスキルをまとめ、弁護士としてどのように活かせるか考えましょう。
検事から弁護士への転職は中途採用となるため、応募先は即戦力を求めています。
弁護士としての経験がなくても、検事の経験は少なからず弁護士の業務に役立てられるはずです。
自分自身が応募先にどのように貢献できるか明確に伝えるべきです。
情報収集に力を入れる
検事から弁護士への転職を成功させるには、情報収集が重要です。
応募先がどのような人材を求めているか把握し、自分の経歴や強みと合致するか確認しましょう。
さまざまなところから情報を集めることが大切です。
条件にこだわりすぎない
検事として長年の経験があるとしても、弁護士としての経験がないなら未経験として扱われます。
未経験者の待遇は、基本的にそれほど高くありません。
そのため、検事から弁護士への転職を希望するなら、条件にこだわりすぎないようにしましょう。
年収が多少下がることも覚悟しないと、なかなか内定を得られない可能性があります。
転職エージェントを有効活用する
転職を成功させるには、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、自分に適した転職先を紹介してもらえます。
法曹業界に特化している転職エージェントを選ぶと、検事から弁護士への転職についてしっかりとしたサポートを受けられます。
検事が弁護士に転職する際に注意したいこと
弁護士は法律事務所や民間企業で働くため、単に依頼者をサポートするだけでなく、売上などの数字も意識する必要があります。
売上をアップさせるには、案件を多くこなさなければなりません。
検事よりも楽だとは限らないので、注意が必要です。
また、弁護士として独立する場合は、特に働き方が不安定になる可能性もあります。
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